
以前より噂があったApex Legendsのクロスプレイが近いうちに実装されそうです。開発会社であるRespawn Entertainmentが今年の秋のあるタイミングで行う予定と発表されました。
このクロスプラットフォームの発表に伴い、Apex LegendsがSteamでリリースされるというニュースもありました。これによりカジュアルなPCプレーヤーがゲームにアクセスしやすくなります。
クロスプレイは使用しているゲーム機に関係なく一緒にプレイ出来る機能で現在はPS4、Nintendo Switch、Xbox One、PCが対応し、プレイヤーが任意でON,OFF出来るようです。
一見するとメリットが多い気もしますが、クロスプレイは不安要素も多いのも事実。そこで今回はクロスプレイのメリットとデメリットをまとめていきたいと思います。
クロスプレイのメリット
・人口過疎の解決
メリットとして一番大きいのはこれ。時間帯やサーバーによってはマッチに時間がかかってしまう事もありますが、人口を統一できたらマッチまでの待機時間の短縮が期待できます。一番早く手っ取り早い方法。
特にランクマッチの上位帯、ダイヤモンド以上だとマッチ時間に10分以上かかるケースも報告されているので、待ち時間を短縮する事が開発者達の課題でした。
・ゲーム機の壁を越えて一緒にプレイ
同じゲーム好きでもプラットフォームが違えば一緒にプレイする事が出来ませんでした。しかしクロスプレイはゲーム機の壁を乗り越えて一緒にプレイできます。
今はSNSなどもあるので交流の幅を増やしたり、競うことも出来るので盛り上がりに期待したいですね。
・大会もクロス化?
これはメリットか微妙なとこですが、大会がクロスプレイ可になったらそれはそれで面白いのかなと。
デバイス間の差やハード性能面での問題も見つかりやすくなるのでゲームの向上に繋がりそうな予感。どのハードのプレイヤーが強いのか競うのも盛り上がりそうです。
デメリット
・チーター問題
最大のデメリットはこれ。クロスプレイの良いところが全て吹き飛ぶほどの不安要素。
今のところコンソール版ではチーター報告が少ないですが、PC版はかなり報告されているのでクロスプレイ化したら一気になだれ込んでくる可能性もあります。
私自身もクロスプレイに賛成派だったけどCoD:WARZONEでチーターに泣かされ続けたので考え方が変わってしまいましたね。PCとは分けないと…的な。
何かしらの対応がないと一気に人が居なくなってしまうので頑張ってほしい。
・エイムアシストの弱体化の可能性
海外でも日本でも最近良く見かけるエイムアシスト議論。PC版はパッドでもプレイ可でその場合エイムアシストが付きますが、「パッドのエイムアシストは強すぎだ」と良く話題になっています。
クロスプレイ対応になる場合、各ハード差を埋めていかなければならないので抗議の声が大きければ運営はそれに従わざるを得ないでしょう。
しかしハード性能面やデバイスではPC版が圧倒的に優れているので、極端にエイムアシストが弱くなればパッド勢が不利になってしまいバランスを取るのが難しいと思います。
さいごに
ゲーム会社的には人口を維持し、課金による利益を上げたいはずなので今後さまざまなゲームでクロスプレイが普及していくと思います。
チーター問題は解決することは不可能に近く開発会社の都合が優先されるのも仕方ない部分もありますが、稼がなきゃ運営できないですしね。
とりあえずクロスプレイはON,OFF切替できるし、様子見するしかありません(すぐOFFにしそう…)。
別ハードのフレンドが増えるのは良い事なので、対策など今後の発表に注目していきたいです。