ねえ、このアサシンクリードシャドウズってゲーム、なんでこんなに炎上してるの?
あ、それね!
UBIが日本の歴史や文化をちゃんとリサーチしないで作ったからなんだよ。
色々とミスがあって、日本のプレイヤーが怒っちゃったんだ。
具体的にどんなミスがあったの?
例えば、現代の要素がゲーム内に混じってたり、文化的に重要なデザインが間違ってたりしたんだよね。
さらに、UBIの発言も問題で日本文化を軽視してると受け取られたわけ。
そんなことがあったんだね。
それでユーザーが炎上させたんだ?
そうそう。それに対するUBIの対応も良くなかったから火に油を注ぐ形になっちゃった。
なるほどね。
ゲームって楽しむものだけど文化や歴史を尊重することも大事だね。
炎上の発端:UBIの歴史認識
アサクリが炎上したのって勘違いとかの可能性はないの?
残念だけど結構深刻な問題だったんだよ。
聞いて驚くなかれ!
アサシンクリードシャドウズが炎上した大きな理由の一つは、UBIの歴史認識の欠如にあります。
このゲームの舞台は日本の戦国時代ですが、文化や時代設定に関する誤りが多発しました。
以下にその主な問題点を挙げてみます。
問題点一覧
- 歴史的事実に基づいていると主張:UBIは「歴史的事実に基づいている」と言いましたが、その内容は日本の歴史に詳しい人たちから見ると明らかにおかしいものでした。
- 文化や時代設定の誤り:織田信長のような実在の人物や当時の出来事を忠実に再現しているとしながら、背景や建築物に現代の要素が混ざっていたり、時代考証が甘かったりしました。
- 専門家の意見を無視:UBIは専門家に相談したと述べていますが、その結果が反映されているとは言い難いものでした。
具体的な例
問題点 | 具体例 | 影響 |
---|---|---|
現代の要素が混ざっている | 背景に現代のガードレールが描かれている | 歴史的な正確さが欠け、プレイヤーの没入感が減少 |
左右反転された仏像 | 左手が上下を示すはずの仏像が左右反転されている | 宗教的な誤解を招き、日本文化へのリスペクト不足と受け取られる |
建築物のデザインミス | 城の畳が正方形で描かれている | 日本の伝統建築の知識が欠如していると批判される |
誤った人物設定 | 織田信長の家臣であるはずのキャラクターの鎧に、異なる家紋が描かれている | 歴史的正確さが損なわれ、キャラクターの信頼性が低下 |
「城の畳が正方形?いや、そんなデザインにしたらお茶会どころじゃないでしょ!」と、日本のユーザーなら突込みつつ、その文化的誤解に対する不満を露わにしました。
戦国時代に現代のガードレールが配備されてるので、きっと日本の武将は安全運転を意識していたに違いないでしょう。
つまり、UBIはちゃんとリサーチしなかったってこと?
そういうこと。
日本の歴史を学ぶためのゲームじゃなくて笑いのネタになっちゃったんだよね。
こうした歴史認識の欠如が重なり、アサシンクリードシャドウズは発売前から炎上しました。
プレイヤーたちはゲームの質とともに文化や歴史を尊重する姿勢を求めています。
UBIはこの教訓を生かして、今後の作品でより正確な歴史描写を行うことを期待します。
文化のリスペクトとその欠如
ゲームで文化のリスペクトってそんなに大事なの?
もちろん!文化をちゃんと尊重しないと、その国の人たちに失礼になるよ。特に僕たち日本人はそういうところに敏感なんだから。
アサシンクリードシャドウズが炎上した大きな理由の一つは、日本文化へのリスペクトが欠如していた点です。
ゲーム制作において文化的な配慮がいかに重要かを理解していなかった結果、多くの批判を招きました。
▼参照記事
主要な文化的なリスペクトの欠如
- 公式発言の問題
- デザインと設定の不一致
- キャラクターの描写
具体的な例と影響
以下の表に、具体的な文化的リスペクトの欠如とその影響をまとめました。
リスペクトの欠如 | 具体例 | 影響 |
---|---|---|
公式発言の問題 | 「日本の観客に日本の文化を教えたくない」とのコメント | 日本文化を軽視していると受け取られ、批判が集中 |
デザインと設定の不一致 | 現代の要素が混ざった歴史的背景 | 歴史的正確さが欠け、プレイヤーの没入感が減少 |
キャラクターの描写 | 日本のキャラクターがステレオタイプに基づいて描かれている | 日本人プレイヤーの共感を得られず、不快感を与える |
「日本文化を日本人に伝えたくない」というのは「私たち(UBI社員)はカナダにスタジオを構えているので、日本人の事を深く理解していないので本人達に伝える必要がない(伝えられない?)という事だと受け取っています。
じゃあ、UBIは文化のリスペクトを全然考えてなかったんだね。
その通り。だからこそ、プレイヤーたちは『これが本当に日本を舞台にしたゲームなの?』って失望しちゃったんだよね。
このような文化的なリスペクトの欠如が重なり、アサシンクリードシャドウズは多くの日本人プレイヤーから批判を受けました。
ゲーム制作において、文化的な正確さとリスペクトがいかに重要かを再認識させられる出来事となってしまいました。
UBIの対応とユーザーの反応
UBIは炎上した後、どう対応したの?
対応がさらに火に油を注いじゃったんだよ。
まるで消火活動にガソリンを使ったみたいにね。
アサシンクリードシャドウズが炎上した後、UBIの対応はユーザーたちの不満をさらに募らせる結果となりました。
ここでは、その具体的な対応とユーザーの反応について詳しく見ていきましょう。
UBIの主な対応
- 公式声明の発表
- デザインの一部修正
- 歴史的正確さについての弁明
ユーザーの反応
- 批判の増加
UBIの公式声明は、ユーザーから「的外れである」として強い批判を受けました。多くのユーザーは、UBIが日本文化を軽視していると感じています。 - ソーシャルメディアでの炎上
ユーザーたちはTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアで不満を爆発させ、#UBIRespectJapanなどのハッシュタグが広まりました。 - 署名活動の開始
ゲームの発売中止を求める署名活動が始まり、多くのユーザーが参加しました。
具体的な対応と影響
以下の表に、UBIの具体的な対応とその影響をまとめました。
対応 | 具体例 | 影響 |
---|---|---|
公式声明の発表 | 差別問題にすり替えるようなコメント | ユーザーの反感を買い、批判が増加 |
デザインの一部修正 | 一部デザインを修正する発表 | 根本的な問題解決には至らず、ユーザーが失望 |
歴史的正確さについての弁明 | ゲームがフィクションであることを強調 | ユーザーには受け入れられず、批判が続く |
「UBIは結局、ちゃんとした対応を取らなかったんだね。
そうみたい。だからこそユーザーたちはますます怒って炎上が収まらなかったんだよ。
このように、UBIの対応はユーザーの不満をさらに募らせ、炎上を長引かせる結果となりました。
ゲーム制作において、ユーザーの声に真摯に耳を傾けることの重要性を改めて認識させられる出来事だったと思います。
さいごに:
アサシンクリードシャドウズの炎上は、歴史認識の欠如、デザインのミス、そして文化へのリスペクト不足が主な原因でした。
しかし、この出来事はゲーム業界全体にとっても貴重な教訓となりました。
文化や歴史を正確に描くことの重要性、そしてユーザーの声に真摯に耳を傾ける姿勢が求められることを再認識させられたのです。
今後、UBIがこの教訓を生かし、より良い作品を提供してくれることを期待しています。
そして、私たちもプレイヤーとしてゲームがただのエンターテインメントではなく文化や歴史を学ぶ貴重な機会でもあることを理解し、楽しんでいきましょう。
次のアサシンクリード、もっと期待してもいいよね?
うん、きっとUBIも今回の反省を生かして素晴らしいゲームを作ってくれるはずだよ。
炎上を乗り越え、新たなステージへと進むアサシンクリードシリーズ。
その未来に、私たちも期待しています。