「オーバーウォッチ2って、まだ人いるの?」という疑問は、多くのゲーマーが感じていることかもしれません。たしかにリリース初期と比べると話題性は落ち着いてきましたが、2025年7月現在でも世界中で1,000万人以上のプレイヤーがアクティブにプレイしていると報告されています。特にSteam上の数値が少なく見えることで「過疎化しているのでは?」と誤解されがちですが、その裏には明確な理由があります。
この記事では、最新のプレイヤー数データ、プラットフォーム別の動向、競合ゲームとの比較、そして将来性まで徹底解説します。
プレイヤー数の最新動向:2025年6月は月間1,450万人

ゲーム統計サイト「Active Player」によると、2025年6月の月間アクティブプレイヤー数はおよそ1,450万人。これは前月からやや減少しているものの、6月24日に開始されたシーズン17の影響で、再びプレイヤーが増加する見込みです。
アップデートや新モードの追加によって、復帰勢や新規プレイヤーをうまく引き込んでおり、安定したコミュニティを形成しています。
注目のアップデート内容
- 新マップ「Aatlis」で戦術性が向上
- Junk City / Suravasaのマップリワークによる体験刷新
- スタジアムフォージモードの登場で新たな遊び方が可能に
- マップ投票機能の実装によりプレイヤーの選択肢が増加
- ゼニヤッタ・シグマ・ジャンクラットによる戦術バリエーションの広がり
これらの施策は、既存プレイヤーの満足度を高めるだけでなく、新規プレイヤーの参入障壁を下げる効果もあります。
Steamの数字に惑わされるな!Battle.netの存在感
「SteamCharts」によると、Steam版のオーバーウォッチ2の30日平均プレイヤー数は約23,000人。これだけを見ると「もう人いないの?」と思ってしまうかもしれません。
しかし、OW2はもともとBlizzardのプラットフォーム「Battle.net」を中心に展開されており、多くのプレイヤーがSteamを介さずにプレイしています。そのため、SteamChartsのデータだけでは全体像はまったく見えません。
さらに、オーバーウォッチ2はクロスプレイに対応しており、PS5やXboxなどのコンソール勢も多数存在します。これらはSteamの統計には含まれないため、実際のプレイヤー数は表面上の数字よりもはるかに多いのです。
他の人気ヒーローシューターと比べてどう?
では、オーバーウォッチ2の立ち位置は他の人気タイトルと比べてどうなのでしょうか?
以下はSteamChartsによる2025年7月時点の30日平均プレイヤー数の比較です。
ゲーム名 | Steam上の30日平均プレイヤー数 |
---|---|
オーバーウォッチ2 | 23,050人 |
カウンターストライク2 | 1,003,540人 |
チームフォートレス2 | 44,594人 |
コールオブデューティ | 53,825人 |
レインボーシックス シージ | 80,837人 |
マーベルライバルズ | 77,371人 |
こうした比較では一見OW2が劣っているように見えますが、それはあくまでSteamでの数値に過ぎません。実際にはBattle.netやコンソールを含めると、さらに多くのプレイヤーが存在するのです。
また、Marvel Rivalsのような新興タイトルは話題性で急成長していますが、OW2は長年にわたるコンテンツの積み上げや安定したサポート体制により、依然として根強い支持を集めています。
オーバーウォッチ2の将来性と展望
SNSや掲示板では「オワコン」といった声も見られますが、事実としては月間1,000万人以上がプレイしているという実績があります。
ブリザードは引き続きアップデートやイベントを継続しており、2025年後半には新ヒーローの追加やPvEモードの拡張も予定されています。また、eスポーツシーンや大型イベントなども活発に展開されており、ゲームコミュニティの活性化にも力を入れています。
OW2は、長期的に安定したプレイヤーベースを維持できる数少ないタイトルの一つです。
まとめ:今こそOW2を始めるチャンス!
オーバーウォッチ2は、Steamの統計だけではその実力を測れないゲームです。Battle.netユーザーやコンソールプレイヤーを含めた実態を踏まえると、いまだに膨大なアクティブユーザーが存在しています。
これまでに培われたブランド力、定期的なアップデート、クロスプラットフォーム対応といった要素は、今後の成長にも十分期待できる要素です。
もしあなたが復帰を検討しているなら、あるいはこれから始めたいと考えているなら、今がそのタイミングです。シーズン17で刷新された環境は、初心者にもベテランにも優しい内容となっています。