終身雇用制度はデメリット?終了すべき4つの理由

「終身雇用制度を守っていくのは難しい」

この言葉は2019年5月にTOYOTAの社長、豊田氏が発言し今話題に

終身雇用制度とは、企業が従業員を生涯にわたって雇用する制度を指して使われる言葉です。

ただし、「制度」という語がついてはいるものの、法律などで明確にルールとして定義されたものではなく、個々の企業が自社の努力目標のような形で取り入れているのが実情です。

この説明からもわかる通り、終身雇用制度とは

「会社が生涯(定年まで)自分の面倒をみてくれる」制度です

それが維持出来ず、終身雇用の制度はもう終了してしまうのではないかという話ですね

終身雇用は終了してしまうと

安定した生活が送れなくなるのではないか

と不安に思う人も少なくありません

しかし現状の終身雇用制度は日本にとって足枷になっている部分が非常に大きいです

そこで今回は考察も踏まえて終身雇用のデメリットについて書いていこうと思います

能力の高い人が評価されにくい

近年では日本の悪しき風習とまで言われている年功序列なる制度が問題視されています

年功序列とは簡単に言えば年齢が高く会社に長く居る人が評価されるシステムですね

もちろん能力が高い年配の方なら問題は無いのですが、終身雇用制度のせいで

誰でも会社に長く居れば評価されてしまう

というわけです

これにより、いくら能力が高く優秀な人材よりも会社に長く勤めている人の方が評価されてしまう事に

これだとどうなってしまうかというと

若くて優秀な人は年功序列のA社より、自分を高く評価してくれるB社(特に海外)に流れやすくなってしまいます

これによりA社では人材が育たなくなり会社の成長も見込めなくなるでしょう

優秀な人が海外に流れてしまう

先ほどの内容の続きになりますが、優秀な人が海外に流れてしまうと日本の企業の成長が遅れてしまいます

最近こんな言葉を色んなとこで見かけませんか?

「日本は海外に追いつかれ、今にも抜かれてしまう」

これはもちろん海外の方たちが企業努力をしてきた結果でもありますが、それ以上に日本の優秀な技術者が海外に引き抜かれている事も大きく関係しています

大手企業に勤めていて様々なノウハウを持った人が海外に流れてしまっていたら当然の結果とも言えます

しかし海外に流れる人たちが悪いのではなく、自分を評価してくれない日本の会社よりも高く評価してくれる海外の会社の方が良いというのも仕方ない話かもしれません

採用されにくい・転職がしにくい

終身雇用制度は生涯面倒を会社見てくれるのですが、逆に言えば

一度採用したら生涯面倒を見なければならない

ってことですよね

これだと企業側も人を採用するのに慎重になってしまいます

もちろん会社にとって有益になるかどうかで判断してるのは良いですが、人手が足りないのに人材が増やしにくいというデメリットがあります

特に中小企業などは人材を増やす事を躊躇してる場合も多く、ハードワークになりがちに

海外では終身雇用が無いので、人の入れ替わりが激しく日本より採用されやすいメリットがあります

当然能力が低い人は日本よりも簡単に解雇(クビ!)にされてしまいますが、会社に貢献したり能力が高い人を評価するシステムなのでこれが本来の会社というものだなって気がしますね

その会社に居続けたいなら努力をしなければならないので、怠けてる人達が減り努力する人が増えるので会社としてもメリットの方が大きいです

そもそも生涯守ってくれない

日本の会社には早期優遇退職というものがあります

早期優遇退職(そうきゆうぐうたいしょく)とは、事業または事業所における使用者(企業など)がリストラ(人員の削減)の一環として行なわれるものであり、予め使用者が退職における有利な条件(例えば退職金の割増支給)を示すことにより、事業所に雇われている労働者が自らの意思でこれに応じ労働契約の解除をすることを言う

簡単に言ってしまえば、もはやリストラと変わらないですよね

自分の意志で選択出来る事になっていますが、現状はほぼ強要される事が多いかなって思います

有名な話ですが2000年代初頭に日本で大規模なリストラ運動がありました

三〇住友グループの話は当時でも衝撃的だったので良く覚えています

当時大規模なリストラ運動が活発に行われていましたが、三〇住友グループはリストラ運動に最後まで抵抗した企業としても印象強いですね

しかし時代の波を押しのける事が出来ず、結局リストラ運動を行ったのですが

毎日早朝出勤させ仕事を与えず近所の公園の掃除のみさせて希望退職させる

って内容でしたね~。今でもそういう会社があるのかはわかりませんが…

雨が土砂降りの日でもひたすら掃除させたようで、雨の日に掃除しても意味ないやん…って思った記憶があります

これは結構効果があったらしく2か月もしないうちに殆どの人が希望退職したらしいですね。でも気持ちはわかります、毎日ひたすら公園の掃除して会社からは早く辞めろの圧力をかけられるわけですし

そんなわけでいくら終身雇用のシステムがあっても会社都合で退職させられるシステムもあるので恩恵のある制度だとは思いにくいです

まとめ

今の状態の日本だと終身雇用制度は無い方が良いと思います

メリットよりもデメリットの方が目立ち、無くしてしまった方が日本で働く人にとって恩恵があるのではないでしょうか

不当に解雇される可能性もあるじゃないか!と思う方も居るかもしれませんが、不当だと思うなら労基にかけこめば良いのです

クビになりたくないなら努力をし、不当だと思うなら労基に相談。評価されるべき人はきちんと評価される社会の方が健全だと思います