VALORANT(ヴァロラント)のプロシーンにおいて、選手たちの感度設定や使用するデバイスは、勝敗を分ける重要な要素です。
本記事では、2024年最新のプロ選手の感度データを元に、彼らがどのような設定でプレイしているのかを詳しく解説します。
また、プロ選手たちが使用するデバイスの選び方についても触れ、あなたのプレイスタイルに合った設定やデバイス選びのヒントを提供します。
VALORANT:プロ選手の感度設定一覧:2024年最新版
ねえ、プロ選手たちってどんな感度設定を使ってるの?
プロ選手たちはね、それぞれ独自の感度設定を使ってるんだよ。
じゃあ、早速どんな設定を使ってるのか見てみよう!
Sentinelsのエース、TenZ選手の感度
- DPI: 1600
- ゲーム内感度: 0.14
- eDPI: 224
TenZ選手は、高いDPI設定で繊細なエイムを追求しています。
DPIが高いと、小さな手の動きでも大きくカーソルが動くので、彼のエイムスピードは超高速です。
しかし、彼のゲーム内感度は0.14と低めなので、eDPIは224に抑えられています。
これにより、素早い反応と正確なエイムの両方を兼ね備えた設定になっているんです。
ハイセンシの王、f0rsakeN選手の感度
- DPI: 800
- ゲーム内感度: 0.712
- eDPI: 567
f0rsakeN選手の設定は、まさに「一瞬で振り向いて、敵を仕留める」ためのハイセンシの極みです!
eDPIが567というのはプロシーンでも驚異的な高さ。
これは、マウスをほんの少し動かすだけで画面全体を見渡せるような感度です。
しかし、これほどのハイセンシだと正確なエイムが難しくなるため、日々の鍛錬が必要です。
安定感重視のSaadhak選手の感度
- DPI: 1600
- ゲーム内感度: 0.25
- eDPI: 400
Saadhak選手は、高めのDPI設定とバランスの良いゲーム内感度でeDPI 400を実現しています。
この設定は、近距離での素早いエイムと、中距離での安定した射撃のバランスを取るために最適です。
まさに「何でもできる」万能型の感度設定と言えるでしょう。
他の注目選手の感度設定
プロシーンには、個性的な感度設定を持つ選手が数多く存在します。
ここでは、2024年のVALORANT Masters Madridに出場した選手の感度設定を一挙に紹介します。
チーム | 選手名 | DPI | 感度 | eDPI |
---|---|---|---|---|
Sentinels | TenZ | 1600 | 0.14 | 224 |
Sacy | 800 | 0.48 | 384 | |
zekken | 1600 | 0.175 | 280 | |
Zellsis | 800 | 0.215 | 140 | |
johnqt | 1600 | 0.2 | 320 | |
LOUD | Less | 800 | 0.32 | 256 |
Saadhak | 1600 | 0.25 | 400 | |
cauanzin | 800 | 0.25 | 200 | |
tuyz | 800 | 0.32 | 256 | |
qck | 800 | 0.25 | 200 | |
Karmine Corp | Shin | 400 | 0.525 | 210 |
Magnum | 400 | 0.454 | 181 | |
marteen | 800 | 0.39 | 312 | |
N4RRATE | 1600 | 0.16 | 240 | |
tomaszy | 400 | 0.63 | 252 | |
Team Heretics | MiniBoo | 800 | 0.29 | 232 |
benjyfishy | 800 | 0.283 | 226 | |
Boo | 400 | 0.66 | 264 | |
RieNs | 800 | 0.27 | 216 | |
paTiTek | 800 | 0.35 | 230 | |
Gen.G | Meteor | 1600 | 0.15 | 240 |
Munchkin | 800 | 0.35 | 230 | |
t3xture | 800 | 0.45 | 224 | |
Lakia | 800 | 0.33 | 256 | |
Karon | 800 | 0.2 | 160 | |
Paper Rex | f0rsakeN | 800 | 0.712 | 567 |
mindfreak | 400 | 0.5 | 200 | |
d4v41 | 900 | 0.32 | 288 | |
something | 800 | 0.7 | 560 | |
Monyet | 400 | 0.639 | 256 | |
EDward Gaming | ZmjjKK | 1600 | 0.1 | 160 |
Haodong | 400 | 0.69 | 276 | |
Smoggy | 800 | 0.34 | 272 | |
nobody | 800 | 0.278 | 222 | |
CHICHOO | 1600 | 0.125 | 200 | |
FunPlus Phoenix | AAAAY | 800 | 0.239 | 191 |
BerLIN | 800 | 0.7 | 560 | |
Lysoar | 800 | 0.25 | 200 | |
Autumn | 1600 | 0.125 | 200 | |
Life | 1600 | 0.2 | 320 |
VCT Americas出場選手の感度設定一覧
VCT Americasの出場選手たちの感度設定も興味深いものが揃っています。
チーム | 選手名 | DPI | 感度 | eDPI |
---|---|---|---|---|
Sentinels | TenZ | 1600 | 0.14 | 224 |
Sacy | 800 | 0.48 | 384 | |
zekken | 1600 | 0.175 | 280 | |
Zellsis | 800 | 0.215 | 140 | |
johnqt | 1600 | 0.2 | 320 | |
LOUD | Less | 800 | 0.32 | 256 |
Saadhak | 1600 | 0.25 | 400 | |
cauanzin | 800 | 0.25 | 200 | |
tuyz | 800 | 0.32 | 256 | |
qck | 800 | 0.25 | 200 | |
NRG | crashies | 800 | 0.23 | 184 |
Victor | 800 | 0.275 | 220 | |
Demon1 | 1600 | 0.1 | 160 | |
Ethan | 400 | 0.64 | 256 | |
Marved | 800 | 0.306 | 245 | |
Evil Geniuses | jawgemo | 1600 | 0.157 | 352 |
Apoth | – | – | – | |
Derrek | 800 | 0.34 | 272 | |
NaturE | – | – | – | |
supamen | – | – | – | |
Cloud9 | jakee | 800 | 0.23 | 184 |
Xeppaa | 800 | 0.35 | 280 | |
OXY | 800 | 0.23 | 184 | |
vanity | – | – | – | |
wippie | – | – | – | |
Leviatán | kiNgg | 800 | 0.27 | 216 |
Mazino | 1600 | 0.18 | 288 | |
aspas | 800 | 0.4 | 320 | |
tex | – | – | – | |
C0M | 800 | 0.27 | 216 | |
FURIA Esports | Khalil | – | – | – |
mwzera | 800 | 0.4 | 320 | |
kon4n | – | – | – | |
liazzi | – | – | – | |
havoc | – | – | – | |
100 Thieves | Asuna | 1400 | 0.26 | 364 |
bang | 800 | 0.32 | 256 | |
Cryocells | 800 | 0.27 | 216 | |
eeiu | – | – | – | |
Boostio | 800 | 0.2 | 160 | |
MIBR | Jzz | – | – | – |
frz | – | – | – | |
RgLM | – | – | – | |
Mazin | – | – | – | |
Artzin | – | – | – | |
KRÜ Esports | Melser | – | – | – |
Shyy | 800 | 0.32 | 256 | |
mta | – | – | – | |
keznit | 800 | 0.346 | 279 | |
Klaus | – | – | – | |
G2 Esports | JonahP | – | – | – |
neT | – | – | – | |
trent | 1600 | 0.125 | 200 | |
valyn | 1600 | 0.15 | 240 | |
leaf | 1600 | 0.085 | 136 |
プロ選手の平均感度とDPIの傾向
プロ選手たちの感度って、どれくらいが普通なの?
私の感度設定が変なのか気になっちゃって。
それなら、プロ選手たちの平均感度とDPIの傾向をチェックしてみよう!
平均値を知ると、自分の設定がどれくらい一般的なのか分かるよ。
まず、2024年のVALORANT Masters Madridに出場した選手40名の平均eDPIは264.9でした。
そして、選手たちが最もよく使っているDPIは800。
つまり、多くの選手がこの設定で戦っているということです。
プロ選手のDPI使用率
DPI | 使用人数 |
---|---|
400 | 7人 |
800 | 22人 |
900 | 1人 |
1600 | 10人 |
DPI 800を使用している選手が最も多く、全体の半数以上を占めています。
これは、バランスの取れた感度設定が求められる競技シーンでは、DPI 800が最も使いやすいからと考えられます。
ふーん、800DPIが標準なんだね。でも、私は400DPIでプレイしてるから、ちょっと不安になってきたかも…。
大丈夫だよ!DPI 400だって全然問題ない。実際、プロ選手でも7人が400DPIを使ってるし、自分に合った設定を見つけることが一番大事なんだ。
平均感度の背景
プロ選手たちの平均eDPIが264.9という数値は、彼らが高い精度とスピードをバランスよく保とうとしている証拠です。
これは、敵の動きを素早く追うことが求められるVALORANTの特性に適している感度設定と言えます。
例えば、DPI 800であれば、ゲーム内感度が約0.33となり、この設定は近距離での素早いエイムと中距離での安定した射撃を可能にします。
プロシーンでは、一瞬の判断ミスが命取りになることが多いため、このような平均値が選ばれているのです。
DPIの選択に影響を与える要因
プロ選手がどのDPIを選ぶかは、プレイスタイルや使用デバイス、さらにはその日の調子にまで影響を受けることがあります。
例えば、ローセンシを好む選手はDPI 400を選び、より繊細なエイム調整を行います。
一方で、ハイセンシを好む選手はDPI 1600を選ぶことで、少ない手の動きで広範囲をカバーします。
私もその日の気分で感度を変えたりするんだけど、それって変なのかな?
全然変じゃないよ!プロ選手だって、気分や状況に応じて感度を調整することがあるんだ。
感度設定はあくまで自分のプレイをサポートするものだからね。
感度設定のメリットとデメリット
ローセンシのメリット
- エイムの細かい微調整が可能で、正確なエイムがしやすい
- 中・遠距離での戦闘が得意で、安定したプレイが可能
- 大きなマウスパッドを使うことで、広範囲のカバーが可能
ローセンシのデメリット
- マウスを大きく動かす必要があるため、腕や手首が疲れやすい
- 素早い視点移動が求められるキャラクターの操作が難しくなる
ハイセンシのメリット
- 少ない動きで視点を素早く移動できるため、敵の動きに迅速に対応できる
- 視点移動が素早いことで、クリップ映像などで見栄えが良くなる
ハイセンシのデメリット
- 安定したエイムが難しく、特に中・遠距離での正確さが求められる
- コンディションに左右されやすく、一貫性が欠ける場合がある
VALORANT:プロ選手のデバイス選び
ねえ、プロ選手ってどんなマウスとかマウスパッドを使ってるの?
私も真似したら、もっと強くなれるかな?
プロ選手たちは、自分に合ったデバイスを選んでいるんだ。
じゃあ、どんなマウスとマウスパッドが使われているか見てみよう!
プロシーンで活躍する選手たちが使うデバイスは、プレイの質に直結します。
彼らが選ぶデバイスは、エイムの精度や反応速度を最大限に引き出すためのもので、真似してみる価値があること間違いなしです!
では、具体的にどんなデバイスが人気なのか見てみましょう。
プロ選手に人気のマウスTOP3
1位:Logicool G PRO X SUPERLIGHT
- 超軽量設計:重さは約63gで、通常のゲーミングマウスよりも圧倒的に軽いです。長時間の使用でも手が疲れにくいのが特徴です。
- 高精度HEROセンサー:25,600 DPIまで対応可能なHEROセンサーを搭載し、正確なトラッキングが可能です。プロゲーマー向けに最適化されています。
- 高耐久性と高品質ボタン:マウスボタンはクリック感が軽く、素早い反応が可能です。また、耐久性にも優れており、長期間の使用でも安心です。
2位:Razer DeathAdder V3 Pro
- 人間工学に基づいたデザイン:手にしっかりフィットする形状で、長時間の使用でも快適さを維持できるよう設計されています。手首や指への負担を最小限に抑える工夫がされています。
- Focus Pro 30K光学センサー:最大30,000 DPIの解像度を持つ高精度な光学センサーを搭載しており、プロフェッショナルなレベルのトラッキング性能を提供します。
- 超軽量ボディ:重さは約63gで、従来モデルよりも軽量化されており、素早い動きや繊細な操作が可能です。
3位:VAXEE XE Wireless
- 左右対称デザイン:左右対称の形状により、右利き・左利き問わず、幅広いユーザーに対応した使いやすさを提供します。シンプルで実用的なデザインが特徴です。
- 高性能ワイヤレス接続:低遅延かつ安定したワイヤレス接続を実現し、有線と同等のレスポンスを提供します。ゲームプレイ中でも遅延を感じさせません。
- 高耐久性のボタンとセンサー:高精度の光学センサーと耐久性に優れたマウスボタンを搭載しており、長期間の使用でもパフォーマンスが落ちることなく、信頼性の高い操作が可能です。
プロ選手に人気のキーボードTOP3
1位:Wooting 60he
- アナログ入力対応:全キーがアナログ入力に対応しており、キーの押し込み具合に応じて入力が変化します。これにより、ゲーム中の微妙な操作や移動が可能になり、より精密なコントロールを実現します。
- カスタマイズ可能なアクチュエーションポイント:キーのアクチュエーションポイントを0.1mm単位で調整でき、自分の好みに合わせた設定が可能です。これにより、キー入力の応答性を最大限に引き出すことができます。
- コンパクトな60%レイアウト:フルサイズキーボードの機能を維持しながらも、コンパクトな60%レイアウトを採用。デスク上のスペースを節約できるだけでなく、持ち運びにも便利です。
2位:Razer Huntsman V3 Pro
- 高速光学スイッチ:Razer独自の光学スイッチを採用し、キー入力時の反応速度が非常に速く、従来のメカニカルスイッチよりも優れた応答性を提供します。ゲームプレイやタイピングの際に瞬時の反応が求められる場面で特に有利です。
- プレミアムなビルドクオリティ:アルミニウム製のトッププレートや耐久性の高いダブルショットPBTキーキャップを採用し、長期間の使用でも品質が損なわれないよう設計されています。
- RGBライティングとカスタマイズ性:Razer Chroma対応のRGBライティングを搭載し、キーごとにカスタマイズが可能。個々のキー設定やライティングエフェクトを好みに合わせて調整できます。
3位:Steelseries APEX PRO
- 調整可能なアクチュエーションポイント:独自の「OmniPoint」スイッチを搭載しており、キーのアクチュエーションポイント(押下の深さ)を0.4mmから3.6mmまで調整可能です。これにより、ユーザーの好みに合わせてキーの反応速度をカスタマイズできます。
- OLEDスマートディスプレイ:キーボード上部に小型のOLEDディスプレイが内蔵されており、ゲーム情報やシステム通知、メッセージなどをリアルタイムで表示できます。また、簡単な設定変更もこのディスプレイから行えます。
- 高耐久性のアルミフレーム:航空機グレードのアルミニウム合金で作られたフレームを採用しており、非常に高い耐久性を持ちながらも、軽量でしっかりとした安定感があります。
プロ選手に人気のマウスパッドTOP3
1位:ARTISAN 零
- バランスの取れた滑りと止まり:ARTISAN 零は滑りと止まりのバランスが非常に良く、スムーズなマウス操作が可能です。コントロール系のマウスパッドとして、多くのゲームジャンルで活用できる汎用性があります。
- 高い耐久性と品質:高品質な素材を使用しており、摩耗に強く、長期間使用しても性能が維持されます。また、エッジ部分がしっかりと加工されているため、ほつれにくい設計になっています。
- 適度な柔らかさ:表面の柔らかさが絶妙で、マウス操作時の手首への負担を軽減します。柔軟性と安定感を兼ね備えているため、快適な使用感を提供します。
2位:Zowie G-SR-SE
- 滑りやすさとコントロール性のバランス:Zowie G-SR-SEは、滑りやすさとコントロール性が絶妙に調整されており、素早いマウス操作と精密なエイムの両方が可能です。特にFPSゲームにおいて、そのバランスが高く評価されています。
- 一貫した表面テクスチャ:マウスパッド全体が均一なテクスチャで覆われており、どの部分を使用しても同じ感覚でマウスを操作できます。これにより、安定したパフォーマンスを維持できます。
- ソフトなラバー素材のベース:ベース部分にはソフトなラバー素材が使用されており、マウスパッドが滑らず、しっかりとしたグリップ力を提供します。また、長時間の使用でも手首に優しい設計です。
3位:SteelSeries QCK heavy
- 厚みのあるデザイン:通常のQcKシリーズよりも厚みがあり、約6mmの厚さを持つQcK Heavyは、デスク上の不均一な表面をしっかりと補正し、快適なマウス操作を提供します。厚みがあることで、手首への負担も軽減されます。
- 滑らかな表面:マウスパッドの表面は非常に滑らかで、精密なマウスコントロールが可能です。特に低DPI設定でのプレイに最適化されており、滑りと止まりのバランスが取れています。
- 滑りにくいラバーベース:底面にはノンスリップラバーが採用されており、激しいマウス操作でもマウスパッドがずれることなく、しっかりと固定されます。安定した操作環境を提供します。
さいごに
VALORANTのプロシーンでは、選手それぞれが自分に合った感度設定やデバイスを使用しています。
自分に合った設定やデバイスを見つけることが、ゲームでの成功に直結します。
プロ選手たちの設定を参考にしながら、自分だけのプレイスタイルを確立しましょう!
最後に、感度設定やデバイス選びはあくまで個人の好みです。
色々と試してみて、自分にピッタリな設定を見つけることが、VALORANTをより楽しむコツです。