VALORANTで240fps・360fpsを狙うゲーミングPC4選|CPU・予算別に解説【2026年】

VALORANTで240Hz・360Hz環境を作るなら、GPUだけを見てゲーミングPCを選ぶのはおすすめしません。

VALORANTは比較的軽いゲームですが、FHDの競技設定で数百fpsを狙うほどCPU性能やメモリ環境の影響が大きくなります。

特に360Hzでは「平均360fpsを超えること」と「激しい場面でも360fps付近を維持しやすいこと」は別です。

平均fpsだけでなく1% Lowやフレームタイムまで確認してPCを選ぶことが、後悔しにくい判断につながります。

先に結論
  • 価格を抑えて240Hzを始めるなら「Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Ti」
  • 240Hzを本命環境として組むなら「Ryzen 7 9700X+RTX 5060 Ti」
  • 360Hzを本格的に狙うなら「Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070」
  • メモリは2枚構成を基本とし、Discord・ブラウザ・録画を併用するなら32GBがおすすめ

VALORANT専用PCなら、360Hz目的でGPUだけを過剰に上げる必要性は低めです。 RTX 5060 Ti〜RTX 5070級まで確保したら、CPU側の余裕を優先して考えましょう。

目的 CPU GPU メモリ おすすめ度
240Hz・価格重視 Ryzen 5 7500F RTX 5060 Ti 16GB以上・2枚 ○
240Hz・本命 Ryzen 7 9700X RTX 5060 Ti 32GB ◎
360Hz・本命 Ryzen 7 9800X3D RTX 5070 32GB ◎
360Hz+他ゲーム Ryzen 7 9800X3D RTX 5070以上 32GB ◎

※240fps・360fpsを常時保証する表ではありません。マップ、交戦状況、ゲームバージョン、メモリ、バックグラウンド処理などでもfpsは変動します。

VALORANT公式スペックは144fps以上まで

まず押さえておきたいのが、Riot Gamesが公開している公式動作環境です。

公式ページでは30fps・60fps・144fps以上の3段階が掲載されていますが、240fpsや360fps用の公式推奨スペックは公開されていません。

公式区分 CPU例 GPU例
30fps Core i3-540 / Athlon 200GE Intel HD 4000 / Radeon R5 220
60fps Core i3-4150 / Ryzen 3 1200 GT 730 / Radeon R7 240
144fps以上 Core i5-9400F / Ryzen 5 2600X GTX 1050 Ti / Radeon R7 370 / Arc A310
この記事の240Hz・360Hz向け構成はRiot公式推奨ではなく、公開ベンチマーク・現行BTO構成・実際の購入予算を基にした当サイト独自の購入判断基準です。

240Hzと360Hzは何が違う?フレーム時間で考える

リフレッシュレートをフレーム1枚あたりの時間へ換算すると、違いが分かりやすくなります。

リフレッシュレート 1回の更新間隔 用途
144Hz 約6.94ms 一般的な競技FPS環境
240Hz 約4.17ms 本格的な競技プレイ
360Hz 約2.78ms さらに表示間隔を詰めたい競技志向

240Hzから360Hzへ上げた場合、理論上の更新間隔の差は約1.39msです。

ただし、この1.39msはPC全体の入力遅延がそのまま1.39ms短縮されるという意味ではありません。

マウス、CPU処理、GPU描画、ゲーム側処理、ディスプレイ応答などを含めた実際のシステム遅延とは分けて考える必要があります。

VALORANTの240Hzと360Hzの違いを解説する画像
あかね

360Hzを選ぶときほど“平均fps”だけで判断しないのがポイントです。平均500fpsでも1% Lowが240fpsを下回る測定例があります。

公開実戦ベンチから分かる「平均fps」と「1% Low」の差

240Hz・360Hz向けPCを選ぶときに最も注意したいのが、平均fpsだけで判断しないことです。

公開されている実プレイベンチでは、同じVALORANTでも平均fpsと1% Lowの差がかなり大きくなるケースがあります。

公開構成 条件 平均fps 1% Low 読み取れること
Ryzen 5 7500F
RTX 5060 Ti 8GB
FHD・High 520fps 219fps 平均は360fps超でも低fps側は240fpsを下回る測定例
Ryzen 7 9700X
RTX 5060 Ti 16GB
FHD・Low 677fps 257fps 240Hzの余裕は大きいが360fps維持とは別問題
Ryzen 7 9800X3D
RTX 5070
FHD・Low 754fps 464fps 360Hz狙いで低fps側にも余裕を持たせやすい公開例

※それぞれ測定者・GPU仕様・ゲームシーン・設定・バージョンなどが異なります。CPUやGPUの性能差を直接比較するための同一条件ベンチマークではありません。数値は公開測定例として掲載しています。

ここがこの記事で一番重要です。

Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Tiの公開例では平均520fpsです。

平均値だけを見れば「360Hzでも余裕」と判断したくなりますが、1% Lowは219fpsでした。

「瞬間的・平均的に360fps以上出る」と「360Hzに見合うfpsを低下時にも維持しやすい」は同じ意味ではありません。

1% Lowは最低fpsそのものではありません。低い側のフレーム群を見るための指標で、瞬間的な重さやフレームレートの安定性を把握するときに役立ちます。

VALORANT向けCPUは7500F・9700X・9800X3Dのどれを選ぶ?

CPU 240Hz 360Hz 向いている人 当サイト判断
Ryzen 5 7500F ○ △ 価格を抑えて240Hzを始めたい 20万円前後なら有力
Ryzen 7 9700X ◎ ○ 240Hzを安定重視で使いたい 240Hz本命
Ryzen 7 7800X3D ◎ ○〜◎ 値下がり品を狙える人 価格次第で有力
Ryzen 7 9800X3D ◎ ◎ 360Hzを本格的に狙いたい 360Hz本命

240HzならRyzen 7 9700Xがバランスを取りやすい

VALORANTをFHD競技設定で遊ぶ場合、RTX 5060 Ti級までGPU性能を確保すれば、その先はCPU側の余裕が購入判断で重要になります。

240Hz環境ならRyzen 7 9700X+RTX 5060 Ti+32GBを本命構成にすると、VALORANT以外のFPSやバックグラウンドアプリも含めて余裕を確保しやすくなります。

360HzならRyzen 7 9800X3Dを優先

360Hzを購入目的にするなら、平均fpsを増やすだけでなく低fps側の余裕を確保したいところです。

Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070の公開例ではFHD低設定で平均754fps、1% Low 464fpsというデータがあります。

360Hzを本格的に狙うなら、9800X3D級へ予算を使う理由はこちらです。

ただし「9800X3Dなら常に360fps以上」を保証するものではありません。

パッチ、マップ、スキルエフェクト、録画、Discord、メモリ設定、温度、Windows環境などによってfpsは変化します。

予算別|VALORANT用ゲーミングPCの選び方

約20万円

Ryzen 5 7500F
+ RTX 5060 Ti

240Hz入門

約30〜35万円

Ryzen 7 9700X
+ RTX 5060 Ti

240Hz本命

約38〜40万円

Ryzen 7 9800X3D
+ RTX 5070

360Hz本命

VALORANTだけを目的に40万円以上使う場合は「GPUをどこまで上げるか」より、9800X3D級CPU・32GBメモリ・冷却・保証・静音性へ予算を使えているか確認してください。

RTX 5070 TiやRTX 5080まで上げれば必ずVALORANTの360Hz体験が大きく向上するとは限りません。 他の高負荷ゲームやWQHD・4Kも遊ぶ場合にGPU強化の価値が高くなります。

VALORANT向けCPUと240Hz・360Hzの選び方

当サイトでの240fps・360fps測定基準

今後、実機を同条件で比較するときは平均fpsだけを掲載せず、以下の条件を記録するのがおすすめです。

  • 解像度とVALORANTグラフィック設定を固定する
  • VALORANTのパッチバージョンを記録する
  • Windows・GPUドライバーのバージョンを残す
  • 射撃場とデスマッチ3試合程度を分けて測る
  • 平均fpsと1% Lowを両方記録する
  • 可能ならフレームタイムも確認する
  • Discord・録画・配信あり/なしを分ける
判定 考え方
240fpsが出る 平均fpsが240fps以上になる
240Hz安定候補 平均に余裕があり、繰り返し測定した1% Lowも240fps付近以上を狙える
360fpsが出る 平均fpsが360fps以上になる
360Hz安定候補 平均に十分な余裕があり、1% Lowも360fps付近以上を狙える

※「安定候補」は当サイト独自の比較基準です。特定fpsの常時固定を保証するものではありません。

VALORANTで240fps・360fpsを狙うおすすめゲーミングPC

価格・販売状況は2026年10月15日に確認しています。

BTOは価格、在庫、部品構成、納期が頻繁に変わります。購入前に必ず販売ページの最新構成を確認してください。

モデル CPU GPU メモリ 価格目安 おすすめ用途
arkhive GC-A5G56M2 Ryzen 5 7500F RTX 5060 Ti 8GB 16GB 199,800円 240Hz入門
STORM S2-97X856Ti8 Ryzen 7 9700X RTX 5060 Ti 8GB 32GB 349,800円 240Hz本命
STORM GKP-98X3DB857 Ryzen 7 9800X3D RTX 5070 12GB 32GB 389,800円 360Hz本命
NEXTGEAR HD-A7G70 Ryzen 7 9800X3D RTX 5070 32GB 454,800円 360Hz+保証重視
20万円切り・240Hz入門|arkhive Gaming Custom GC-A5G56M2
arkhive Gaming Custom GC-A5G56M2
Ryzen 5 7500F RTX 5060 Ti 8GB 16GB 1TB SSD
199,800円(税込)

できるだけ予算を抑えてVALORANTの240Hz環境へ入りたい人に有力な構成です。

  • メモリは8GB×2枚の16GB構成
  • RTX 5060 Ti 8GB搭載
  • 1TB NVMe SSD搭載
  • FHD・VALORANT中心ならGPU性能を確保しやすい

360Hzの安定性を最優先にするならCPU側をさらに上げたいため、この記事では240Hz入門向けと評価します。

公式サイトで見る
240Hz本命|STORM S2-97X856Ti8
STORM S2シリーズ
Ryzen 7 9700X RTX 5060 Ti 8GB 32GB 1TB SSD
349,800円(税込)

この記事で240Hz環境の本命に位置付ける構成です。

  • Ryzen 7 9700XでCPU側へ余裕を確保
  • 32GBメモリでDiscordやブラウザ併用にも対応しやすい
  • RTX 5060 TiでVALORANT以外のFHDゲームにも使いやすい
  • 850W 80PLUS GOLD電源を採用

VALORANTだけを目的に必要以上のGPUへ予算を使わず、CPUとメモリを強化したい人と相性が良い構成です。

公式サイトで見る
360Hz本命|STORM GKP-98X3DB857
STORM GKPシリーズ
Ryzen 7 9800X3D RTX 5070 12GB 32GB 1TB SSD
389,800円(税込)

360Hzを目的にPCを買うなら今回の第一候補です。

  • Ryzen 7 9800X3D搭載
  • RTX 5070 12GB搭載
  • 32GB DDR5メモリ搭載
  • 1TB NVMe SSD搭載
  • 850W 80PLUS GOLD電源

VALORANTの高fpsだけでなく、Apex Legendsや重量級ゲームまで1台で遊びたい人にも使いやすい構成です。

公式サイトで見る
360Hz+保証重視|NEXTGEAR HD-A7G70
NEXTGEAR HD-A7G70
Ryzen 7 9800X3D RTX 5070 32GB 1TB SSD
454,800円(税込)

性能だけでなく保証や購入後サポートまで重視したい人向けです。

  • Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070
  • 32GB・16GB×2枚構成
  • 3年間のセンドバック修理保証
  • 24時間365日の電話サポート

価格だけならSTORMが有利ですが、長期間使うPCでサポートまで含めて選びたい場合はこちらが候補になります。

公式サイトで見る

※STORMの商品画像はシリーズ・イメージ画像を含みます。実際の搭載パーツや外観は構成変更によって異なる場合があります。購入ページで最新画像と構成を確認してください。

あかね

VALORANT専用なら“とにかく高いGPU”ではなく、目標Hzに合わせてCPUへ予算を回す方が無駄を減らしやすいです。

PCを買ったあとに240Hz・360Hzを有効化する設定

高性能PCを購入しても、Windowsやモニター側が60Hzのままでは240Hz・360Hz環境にはなりません。

  • Windowsのディスプレイ詳細設定で240Hz・360Hzを選択する
  • モニターが対応するDisplayPort・HDMI端子を確認する
  • 対応帯域を満たすケーブルを使用する
  • VALORANTのフレームレート上限設定を確認する
  • NVIDIA Reflex対応環境ではオン/オン+ブーストを実環境で比較する
  • 録画・ブラウザ・Discord使用時のfpsも確認する

「PCは500fps出ているのにモニターが60Hz設定」というミスは避けたいところです。

VALORANTで240Hzと360Hzを使うための設定画面

VALORANTの240fps・360fpsでよくある質問

Q. VALORANTで240fpsを出すのにRTX 5070は必要?

必須ではありません。FHDのVALORANTを中心に考えるならRTX 5060 Ti級でも候補になります。むしろCPUやメモリ構成まで含めて判断してください。

Q. RTX 5060 Tiなら360fps出せますか?

平均360fpsを超える公開測定例はあります。ただし平均360fps超=常時360fps維持ではありません。 360Hz目的なら1% Lowも確認してください。

Q. 360fps出ていれば360Hzモニターを完全に活かせますか?

単純には判断できません。平均fpsだけでなくフレームレートの落ち込み、フレームタイム、同期設定、モニター応答なども関係します。

Q. 240Hzから360Hzへ変えれば急に強くなりますか?

リフレッシュレート向上は表示間隔の短縮にはつながりますが、エイムや判断力そのものを自動的に向上させるものではありません。240Hzから360Hzの差は144Hzから240Hzほど大きく感じない人もいます。

Q. メモリは16GBと32GBのどちらがおすすめ?

VALORANT単体なら16GBでも動作可能ですが、2026年に新しくPCを購入するなら32GBを選ぶと扱いやすくなります。Discord、ブラウザ、録画、配信などを同時に使う場合は特に32GBがおすすめです。

Q. メモリは1枚でも大丈夫?

高fpsを重視するPCでは1枚構成より2枚構成を優先してください。16GBなら8GB×2、32GBなら16GB×2を基本にすると判断しやすくなります。

Q. 360HzならGPUとCPUのどちらへ予算を使うべき?

FHD競技設定でRTX 5060 Ti〜RTX 5070級を確保できているなら、VALORANT目的ではCPU側の余裕を優先する考え方がおすすめです。他の重量級ゲームやWQHD・4Kも重視するならGPUへ追加予算を使う価値が高くなります。

結論|240Hzは9700X、360Hzは9800X3Dを軸に考える

VALORANTは軽量なゲームなので、単に「fpsが240や360を超える」だけなら非常に高価なPCは必要ありません。

しかし高リフレッシュレート環境では、平均fpsより低fps側の余裕とフレームレートの安定性が重要になります。

  • 20万円前後:7500F+RTX 5060 Tiで240Hz入門
  • 30〜35万円前後:9700X+RTX 5060 Tiで240Hz本命
  • 38〜40万円前後:9800X3D+RTX 5070で360Hz本命
  • 40万円超:保証や他ゲーム性能まで含めて選ぶ

「平均500fpsだから360Hzは絶対安定」という選び方は避けましょう。

240Hz・360Hzのどちらを買う場合も、CPU・平均fps・1% Low・メモリ構成・予算をまとめて判断することが、最も失敗しにくい選び方です。

この記事の検証方針について

筆者環境ではRTX 5070、メモリ32GB、SSD 2TB、高リフレッシュレートモニターを使用し、VALORANT・Apex Legends・Overwatchなどをプレイしています。

今回紹介した4台のBTOをすべて同一条件で所有・実測したわけではありません。そのため第三者が公開したfpsデータは公開測定値として区別し、自前の実測値のようには扱っていません。

価格・販売状況は2026年10月15日時点で確認しています。

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