「RTX4070とRTX5070って、名前は似てるけど、何が違うの?」🤔
このページでは、2つのグラフィックボードの性能や特徴をわかりやすく比較し、自分に合ったモデルを選べるように詳しく解説していきます。
とくに、パソコンでゲームをプレイしたい人や、動画編集・3D制作などを本格的に行いたい人にとって、それぞれのGPUがどんな場面で強みを発揮するのかが分かるようにしています。
1. 基本スペックの違い
グラフィックボード(GPU)のスペックとは、そのパーツがどれくらいすごいかを表す「数字」や「しくみ」のこと。ここで見るポイントをひとつずつ説明していきます👇
比べるところ | RTX4070 | RTX5070 |
---|---|---|
発売時期 | 2023年 | 2025年(新しい!) |
アーキテクチャ(しくみ) | AD104(旧世代) | GB204(最新) |
コアの数(頭脳の数) | 約5,900個 | 約7,700個(たくさん!) |
メモリ容量 | 12GB GDDR6X | 12GB GDDR7(さらに速い!) |
消費電力 | 約200W | 約220W(ちょっとだけ多い) |
値段(参考) | 約8万円 | 約9.5万円 |
- RTX5070は、RTX4070より「コアの数」が多くて、「メモリ」が速くなっています。
- コアが多いと、同時にいろんな処理ができるので、ゲームや作業がスムーズになります。
- メモリが速いと、大きな画像や3Dのデータをすばやく読みこめます。

つまりRTX5070は「頭も速くて、体もタフ!」というイメージです。
2. ゲームをするときの違いは?
ゲームでグラフィックボードを使うとき、一番気になるのが「画質」「動きのなめらかさ」「未来のゲームへの対応力」です。それぞれ見てみましょう!
1. 画質とフレームレート(fps)
- RTX4070:フルHD(1920×1080)やWQHD(2560×1440)でとてもスムーズに動きます。多くのゲームで100fps以上出せるので快適です✨
- RTX5070:4K(3840×2160)という超キレイな画質でも、100fps以上でぬるぬる動く!とくに高画質ゲームや重たいゲームでも余裕です🎯
2. DLSSってなに?
DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、AIが助けてくれるすごい機能!
- RTX4070: DLSS2に対応。ちょっとfpsを上げてくれる。
- RTX5070: DLSS3に対応。AIが新しいコマ(フレーム)を作ってくれるので、fpsがぐっと上がって、とてもなめらかになります✨
3. レイトレーシング対応のちがい
レイトレーシングとは「光の反射や影をリアルに見せる技術」。
- RTX4070:レイトレーシングは使えるけど、重たいゲームだとfpsが下がることも。
- RTX5070:コアが強いから、レイトレーシングを使ってもfpsが下がりにくく、とってもリアルな映像を楽しめます。
4. これから出るゲームに対応できる?
- RTX4070:今あるゲームにはバッチリ。でも3年〜5年後の新しいゲームだと、設定を少し下げないと動きにくくなるかも。
- RTX5070:最新の技術(DLSS3やDirectX 12 Ultimate)にフル対応。新作ゲームでも長く活躍できそう🔮
- 今のゲームを高画質で楽しみたいならRTX4070でも十分!
- 将来も見すえて4Kや最新機能を活かしたい人はRTX5070がおすすめ!
3. 人気ゲームのfpsを比較🕹️
fps(フレームレート)とは、1秒間に画面が何回書き換わるかを表す数字のことです。数字が大きいほど、動きがなめらかになって、ゲームが快適に感じます。
ここでは、RTX4070とRTX5070で人気ゲームをプレイしたときのfpsを比べてみましょう。解像度は1440p(WQHD)に統一しています。
ゲーム名 | ジャンル | RTX4070 平均fps | RTX5070 平均fps | fps差(目安) |
---|---|---|---|---|
Apex Legends | バトルロイヤルFPS | 約180fps | 約220fps | +約40fps |
Call of Duty: MW3 | ミリタリーFPS | 約130fps | 約165fps | +約35fps |
Cyberpunk 2077 | SFオープンワールド | 約65fps | 約95fps | +約30fps |
Fortnite | 建築系バトロワ | 約150fps | 約190fps | +約40fps |
Baldur’s Gate 3 | RPG | 約100fps | 約130fps | +約30fps |
Valorant | eスポーツFPS | 約270fps | 約320fps | +約50fps |
ホグワーツレガシー | ファンタジーRPG | 約80fps | 約115fps | +約35fps |
スターフィールド | 宇宙探索RPG | 約55fps | 約85fps | +約30fps |
- RTX5070は、どのゲームでもfpsがしっかり上がっている!
- とくにレイトレーシング(リアルな光の表現)を使うゲームでは、差が大きくなります。
- 競技系ゲーム(ValorantやApexなど)では、モニターのリフレッシュレートと合わせてfpsを出せると有利に戦えます!
4. 動画編集や3Dの作業でも違いがある🎥
ゲームだけじゃなく、動画編集や3DCG制作などにもGPUは大活躍!ここではRTX4070とRTX5070のクリエイティブ作業での違いを見てみましょう。
動画編集ソフトでの違い(Adobe Premiere Pro など)
- RTX4070: 4K動画編集はできるけど、エフェクトが多かったりするとプレビューがカクつくことも。
- RTX5070: プレビューがなめらかで、書き出し(エンコード)時間も速く、作業のストレスが少ない!
- RTX4070 → 約10分の動画で7分
- RTX5070 → 約10分の動画で5分くらい
画像生成やAIアートにも強い!
- RTX4070: Stable DiffusionなどのAI画像生成も使えるけど、少し時間がかかる。
- RTX5070: AI処理が速くて、画像生成・動画生成ともにスピードアップ!
3DCGやモデリング(Blender など)
- RTX4070:中規模な3Dモデリングやアニメーション制作には十分。
- RTX5070:複雑なシーンや高解像度のレンダリングで大活躍。待ち時間も短くなる!
- かんたんな動画編集や画像処理ならRTX4070でもOK。
- 毎日たくさん作業する人や、本格的に作品を作りたい人にはRTX5070のほうが断然おすすめです!
5. 電気の使い方や熱の出方も見てみよう⚡
パソコンのパーツは、動かすために電気を使います。そして、電気を使えば使うほど熱が出てくるので、冷やす仕組みも大切になります。
電気の使い方(消費電力)
- RTX4070: 約200W(ワット)ほど。これはグラフィックボードにしてはわりと省エネな方です。
- RTX5070: 約220Wほど。RTX4070より少し電気を使いますが、そのぶん性能も高いです。
- 電源ユニット(PSU)は500W以上、できれば650W以上のものがおすすめです。
- 電気をたくさん使うほど、ゲームや編集が快適になりますが、電気代も少し上がるかも。
熱の出方と冷却の必要性
- RTX4070はあまり熱くならないので、小さなケースや静かなファンでも大丈夫なことが多いです。
- RTX5070は性能が高い分、熱がたくさん出るので、ファンが大きく、ケースも広めの方が安心です。
6. 値段とお得さはどう?💰
グラフィックボードはパソコンの中でも高価なパーツのひとつ。だからこそ「コスパ」も気になりますよね。
値段の比較(2025年時点の参考価格)
- RTX4070: 約8万円くらい(モデルによって前後あり)
- RTX5070: 約9.5万円くらい(最新モデルなのでやや高め)
お得さの考え方
- RTX4070は「今すぐ遊びたい人」や「コスパ重視の人」にピッタリ。
- RTX5070は「これから5年以上使いたい」「性能に妥協したくない人」におすすめ。



同じパソコンで長く戦いたい人には、RTX5070の方が結果的にコスパ良くなるかもしれません!
7. 大きさや取りつけやすさも大事📏
グラフィックボードは、パソコンのケースに差し込んで使うパーツなので、「サイズ」や「取り付けやすさ」も重要です。
サイズのちがい
- RTX4070: 製品によっては短め・コンパクトなモデルもあります。省スペースのパソコンにも入りやすいです。
- RTX5070: 高性能で冷却装置が大きいモデルが多く、長さ30cm近くあることも。ケース内のスペースに注意が必要です。
- パソコンケースの奥行きがRTX5070に対応しているかチェックしよう!
- マザーボードや配線との干渉がないかも見ておくと安心。
重さと補強について
- RTX5070の方が重いことが多く、取り付けたあとに「たわみ」が出ないよう、サポートステイ(支え棒)があると安心です。
- RTX4070は軽めなので、初心者でも取り付けやすい!
8. まとめ:どっちを選ぶ?自分に合った方をえらぼう!
RTX4070が合ってる人
- パソコンを今すぐ作りたい人
- お金をちょっと節約したい人
- 普通〜やや重めのゲームをやりたい人
- 小さいパソコンに入れたい人
- 初めて自作する人や、静かなPCが好きな人
RTX5070が合ってる人
- 4KやVRゲームを思いっきり楽しみたい人
- これからも長く使いたい人
- 動画編集や3D作業など、プロっぽい使い方をしたい人
- 最新のゲームやAI技術を使ってみたい人
- 大きなケースでもOKな人
最後に💡
グラフィックボードを選ぶときは、「何に使うか」と「どれくらいの期間使うか」で決めるのがポイントです。
- 今のゲームを楽しみたい → RTX4070 🎮
- これからも長く安心して使いたい → RTX5070 🚀
どちらを選んでもきっと満足できるけど、あなたのパソコンの使い方にぴったりな方をえらんで、楽しいPCライフを送りましょう😊