メモリの選び方【初心者向け】

メモリ選びに悩んでいる方へ、パソコン性能を左右するメモリの選び方を専門的な知識も織り交ぜながら初心者にも分かりやすく解説します。クロック周波数やメーカー、見た目を重視する場合のポイントまで、あなたの理想のメモリ選びをサポートします。

 

 

この記事を読めば、あなたのパソコンライフがさらに快適になるお得な情報が満載です。

 

 

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最適なメモリの選び方を一緒にみていきましょう

メモリの選び方と役割を解説

128GBもメモリを載せたら、PCはどこまで快適になるのか? 動画や写真編集、VMにゲームまで…… - AKIBA PC Hotline!

メモリの役割とは?

メモリは、CPUが処理を行う際に必要なデータを一時的に保管する場所です。ストレージ(SSDやハードディスクドライブ)からデータを取得するのには時間がかかりますが、メモリからは高速に読み書きできるためCPUの処理速度が向上します。

 

 

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メモリ容量が低いと処理落ちしたり、パソコンの性能が極端に落ちるケースもあります。

メモリ容量を選ぶポイント

メモリ容量は使用するソフトウェアやマルチタスクの頻度によって変わります。ただし、容量が十分にある場合さらに増やしてもパフォーマンスが上がらないことに注意しましょう。

メモリの規格とサイズ

メモリにはデスクトップ向けの通常サイズ(DIMM)とノートPC向けの小さいサイズ(SODIMM)があります。自作PCの場合はデスクトップ向けを選びましょう。

 

 

また、現在一般的なメモリの規格はDDR4とDDR5があります。Intel環境では、4世代から11世代のCPUは基本DDR4に対応しており、12世代と13世代はDDR4とDDR5の両方に対応しています。ただし、現状ではDDR5の性能差がほぼないためDDR4版がおすすめです。AMD環境ではRY前後1000番台以前はDDR4に対応し、最新の7000番台はDDR5のみに対応しています。

 

 

メモリ選びのポイントは、役割を理解し必要な容量や規格を選ぶことです。デスクトップ向けのメモリを選び、現状ではDDR4を選ぶなど、CPUに合わせて適切な規格を選ぶことが重要です。

メモリ容量について: どれくらいが適切か?

意外と多い!? PCゲームに必要なメモリ容量 : AKIBAオーバークロックCafe

一般的な用途とメモリ容量の目安

  • オフィスワークや一般的なソフト使用: 8GB
  • 一般的なゲーム用途: 16GB
  • ゲームプラス配信や重たいマルチタスク: 32GB
  • プロデュースやクリエイター用途: 32GB以上

 

例えば、動画編集や音楽制作(DTM)などのクリエイター用途や開発関連の用途では、メモリが無茶苦茶使われることがあります。また、シティーズスカイラインなどの一部のシミュレーションゲームでは、メモリ容量が大量に必要になることがあります。予算に余裕があれば、余裕を持って搭載しておくと良いでしょう。

 

 

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メモリの増設はパーツの中でも非常に簡単なので、足りなくなったら増設するでも大丈夫です!

デュアルチャネルについて

メモリーは2枚組が必須?シングルチャネルとデュアルチャネルで性能差を検証 | ちもろぐ

メモリのデュアルチャネルとは?

メモリのデュアルチャネルとは、同じ企画と容量のメモリを2枚セットで刺すことによってメモリの性能が少し向上する機能です。例えば、16GBのPCが必要なら8GBのメモリを2枚組で購入するのがおすすめです。

マザーボードのメモリの差し方

 

メモリをマザーボードに挿す ~自作パソコンの作り方 その7~ | 30だいのじゆうちょう

 

メモリスロットが4本の場合、基本的にはスロットを1つ開けて刺し、4本刺しの場合は開いているスロットに刺すのが一般的です。デュアルチャネルで動作させる場合は同じ製品で揃えた方が良いですが、増設する際にはすでに刺さっているメーカーに合わせなくても問題ありません。

 

 

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個人的には同じメーカーじゃないと不安になるので揃えちゃってます。

メモリのクロックについて

見れば全部わかるDDR4メモリ完全ガイド、規格からレイテンシ、本当の速さまで再確認 - AKIBA PC Hotline!

クロック周波数とは?

メモリにもクロック周波数が設定されており、例えば「DDR4 3200」の場合、3200メガヘルツで動作することを意味します。DDR4の場合、主にこのあたりのクロックの製品が販売されており、jedec企画に対応しているため刺すだけで表記のクロックのまま使えます。

メモリクロック選びのポイント

メモリ選びの中で一番奥が深いのはクロック周波数です。高いクロック周波数のメモリは性能が向上しますが、価格も高くなる傾向があります。一般的には用途や予算に応じて適切なクロック周波数のメモリを選ぶことが重要です。

 

 

メモリ容量やデュアルチャネル、クロック周波数など、メモリ選びには様々な要素があります。用途や予算に応じて適切なメモリを選ぶことが大切です。また、メモリの増設は非常に簡単なので、足りなくなったら増設しても問題ありません。これらのポイントを押さえて、最適なメモリを選んでください。

メモリ選びの完全ガイド

ADATA製DDR5メモリでOC設定やXMP3.0がどう変わったのか確認してみる : 自作とゲームと趣味の日々

1. クロック周波数を理解する

メモリクロック周波数は性能に影響しますがPC全体のパフォーマンスに与える影響は極小です。気にしすぎず、予算をCPUやグラフィックボードに回すことをお勧めします。

2. 信頼性のあるメーカーを選ぶ

信頼性のあるメーカーの製品を選ぶことで安心できます。相性問題は最近は少なくなっているので、特に気にする必要はありません。

 

 

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最近だとコスパの良いSilicon Power製などが人気が高いです。

 

3. 価格と性能のバランスを考慮する

信頼性の高いメーカーの製品で価格も手頃なものを選ぶことが大切です。DDR4のクルーシャルの3200mhzの8GB2枚組は95%の場合に適切だとされています。

4. 見た目を重視したい場合

 

RGB搭載のメモリが各社から発売されています。スペックよりも見た目を重視する場合は、気にせず見た目で選んで良いでしょう。

 

 

この記事では、メモリ選びにおけるクロック周波数の理解、信頼性のあるメーカーの選択、価格と性能のバランスの考慮、そして見た目を重視したい場合のポイントを説明しました。参考にして、最適なメモリを選んでください。

さいごに

メモリ選びのポイントを簡単にまとめると、クロック周波数は性能に影響しますが全体のパフォーマンスへの影響は小さいため予算はCPUやグラフィックボードに回すことをお勧めします。DDR4のクルーシャルの3200mhzの8GB2枚組は95%の場合に適切です。見た目を重視する場合は、RGB搭載のメモリを選びましょう。

 

重要ポイント:

  1. クロック周波数は性能に影響するが、PC全体のパフォーマンスへの影響は小さい
  2. 信頼性のあるメーカーを選ぶことが大切
  3. DDR4のクルーシャルの3200mhzの8GB2枚組が適切
  4. 見た目重視の場合、RGB搭載のメモリを選ぶ