『Beast of Reincarnation(ビーストオブリンカネーション)』は発売済みです。
発売前の必要スペック予想ではなく、現在公開されている公式要件、発売後パッチ、第三者による実測データを分けて確認します。
「手持ちPCで遊べるのか」「RTX 3060でも足りるのか」を先に判断し、本当に性能が足りない場合だけPC選びへ進める構成にしました。
先に結論:RTX 3060 12GB級のPCを持っているなら、まず買い替えずに試してください。
公式推奨GPUはGeForce RTX 3060 12GBまたはRadeon RX 6700 XT 12GBです。
ただし公式が示す60fps条件は、1080p・Medium+DLSSまたはFSR3のPerformance設定です。RTX 3060で最高画質・ネイティブ1080p・常時60fpsを保証しているわけではありません。
新しくPCを買う場合の目安
- フルHD中心ならRTX 5060 Ti 16GBクラスから比較
- WQHDや他の重量級ゲームも遊ぶならRTX 5070クラスを比較
- すでにRTX 3060級以上を所有しているなら、購入前に設定調整を試す
ビーストオブリンカネーションの公式推奨スペック
現在Steamに掲載されているPC版のシステム要件は以下です。ストレージは最低・推奨ともにSSDが必須になっています。
| 項目 | 最低スペック | 推奨スペック |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 / 11 | Windows 11 |
| CPU | Core i5-8400 Ryzen 5 3600 |
Core i7-12700K Ryzen 7 5800X |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| GPU | GTX 1070 8GB RX 580 8GB |
RTX 3060 12GB RX 6700 XT 12GB |
| DirectX | DirectX 12 | DirectX 12 |
| ストレージ | 45GB・SSD必須 | 45GB・SSD必須 |
| 公式の想定動作 | Low / 1080p / 40fps DLSSまたはFSR1 Performance |
Medium / 1080p / 60fps DLSSまたはFSR3 Performance |
ここを見落とさないでください。
公式の「推奨」はネイティブ1080pではなく、アップスケーリングを利用した条件です。スペック表だけを見て「RTX 3060なら最高設定60fps」と判断するのは避けた方が安全です。
発売後パッチでPC版はかなり変わった
発売時点と現在ではPC版の機能が違います。旧記事で未対応としていた機能も複数追加されています。
| バージョン | 主なPC関連の変更 |
|---|---|
| v1.0.7 | ムービーの標準設定をPerformanceへ変更。アップスケーリング設定が再起動時に戻る不具合やV-Sync関連を修正。 |
| v1.0.8 | DLSS 4 / 4.5、FSR4を実装。カメラ距離変更やマウスサイドキー設定にも対応。 |
| v1.0.9 | DLSS / FSRのフレーム生成を実装。ウルトラワイドモニターにも対応。 |
| v1.1.00 | ウルトラワイドUI改善、新難易度や各種ゲームプレイ調整を追加。 |
| v1.1.01 | PC版にFOV調整を追加。エフェクト生成処理の負荷分散を行い、全体的なパフォーマンス改善を実施。 |
2026年10月15日時点の最新PCパッチはv1.1.01です。
特に大きいのがフレーム生成の追加です。発売直後のベンチマークでは使えなかったため、古い性能検証を見る場合は「どのバージョンで測定されたか」まで確認する必要があります。
発売後の実測FPS|RTX 5070 TiはWQHDで100fps超
ここからは公式スペックではなく、第三者が実際にプレイして測定したデータを確認します。
測定環境
Ryzen 5 7600X / GeForce RTX 5070 Ti / DDR5-6000 32GB / Samsung 990 Pro / 1440p。約20分の実プレイを複数回行い、通常戦闘・ステルス・ボス戦まで含めて測定されています。
| 1440p設定 | RT | 平均fps | 1% Low | 0.1% Low |
|---|---|---|---|---|
| Low / DLSS Quality | OFF | 106 | 74 | 48 |
| Low / DLSS Quality | ON | 101 | 60 | 49 |
| Highest / DLSS Quality | OFF | 121 | 63 | 38 |
| Highest / DLSS Quality | ON | 117 | 72 | 48 |
| Highest / DLSS Ultra Quality | OFF | 115 | 57 | 34 |
| Highest / DLSS Ultra Quality | ON | 110 | 70 | 44 |
この表は現在版のフレーム生成込みFPSではありません。
2026年8月4日の発売直後に行われた測定で、v1.0.9によるフレーム生成実装前です。現在のDLSS Frame GenerationをONにしたとき何fpsになるかは、このデータから推測して掲載しません。
Highestの方がLowより平均fpsが高い測定もありますが、検証元も実行ごとの差による可能性を指摘しています。
このため「設定をLowにすれば必ず○%速くなる」といった単純な計算には使えません。平均fpsだけでなく1% Lowまで見る方が実際の快適さを判断しやすくなります。
手持ちPCで遊べる?GPU別に判定
「自分のPCで動くか」だけを確認したい人は、まずGPUを見てください。
| GPUの目安 | 判定 | 最初に試す条件 | 買い替え判断 |
|---|---|---|---|
| GTX 1650など最低要件未満 | × | 公式最低要件を下回る | 買い替え候補 |
| GTX 1070 8GB / RX 580 8GB | △ | 1080p Low+Performance系アップスケーリング | 40fps級の公式最低ライン。画質や安定性を求めるなら更新を検討 |
| RTX 2060 / RTX 3050クラス | △~○ | 1080p Low~Medium+DLSS | 実際の場面で確認してから判断 |
| RTX 3060 12GB / RX 6700 XT | ○ | 1080p Medium+DLSS / FSR | このゲームだけなら先に買い替えない |
| RTX 4060 / RTX 5060クラス | ○ | FHDでMedium~Highを試す | 未測定条件のため固定fpsは断定しない |
| RTX 5060 Ti 16GB | ◎ | FHD高画質中心。WQHDは設定調整も視野 | 新規購入のFHD候補 |
| RTX 5070 | ◎ | WQHD+DLSSを基準に調整 | WQHDや他ゲーム兼用の候補 |
| RTX 5070 Ti | ◎ | WQHD Highestも候補 | 発売直後実測では100fps超の平均値あり |
RTX 4060・RTX 5060・RTX 5060 Ti・RTX 5070の行に固定fpsを書いていないのは意図的です。
信頼できる現在版の同条件実測を確認できていないGPUについて、他タイトルの性能差だけからfpsを作ることはしていません。
ノートPCはGPU名だけで判断しない
ノート向けGPUは同じ「RTX 4060」「RTX 5070」という名前でも、消費電力設定や冷却性能によって実性能が変わります。
デスクトップ版と同じ表へそのまま当てはめず、GPU名に加えてTGP、CPU、メモリ容量を確認してください。
重いときに最初に変更するおすすめ設定
フレーム生成は「元が低fpsでも全部解決する」設定ではありません。
表示フレームは増やせますが、入力に対するゲーム側の更新速度まで同じ割合で高速化するわけではありません。本作は受け流しや回避のタイミングも重要なので、まずアップスケーリングや画質設定でベースfpsを確保する使い方がおすすめです。
PCを買い替えるべき人・まだ買わなくてよい人
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| RTX 3060 12GB級以上を所有 | まず現在のPCで試す。このゲームだけを理由に即買い替える必要性は低い。 |
| 最低要件前後で40~60fpsが不安定 | DLSS / FSR、画質設定、RTを調整。それでも不満なら更新候補。 |
| GTX 1070未満 | 公式最低要件を下回るため、PC更新の理由が明確。 |
| これから新品PCを購入 | 旧世代推奨スペックへ合わせるよりRTX 5060 Ti / RTX 5070世代から比較。 |
| WQHDで他の重量級ゲームも遊ぶ | RTX 5070以上も比較。Beast of Reincarnationだけの要求性能で決めない。 |
性能が足りないならおすすめゲーミングPCを比較
ここからは、最低要件を下回っている人や、新しくPCを購入する人向けです。
RTX 3060級以上をすでに持っている人は、この章だけを見て急いで買い替える必要はありません。
NEXTGEAR JG-A7G6T
304,800円(税込)~
CPU:Ryzen 7 9700X
GPU:GeForce RTX 5060 Ti 16GB
メモリ:16GB(16GB×1)
SSD:500GB NVMe Gen4
保証:3年間センドバック修理保証
Beast of ReincarnationをフルHD中心で遊びながら、現行GPUへ更新したい人の候補です。
ただし標準メモリは16GB×1、SSDは500GBです。ゲーム自体の公式要件は満たしますが、新しく30万円以上のPCを購入するなら32GB(16GB×2)+1TB SSDへ変更した総額も確認してください。
公式サイトで見る
NEXTGEAR JG-A7G70
334,800円(税込)~
CPU:Ryzen 7 9700X
GPU:GeForce RTX 5070 12GB
メモリ:16GB(16GB×1)
SSD:500GB NVMe Gen4
保証:3年間センドバック修理保証
WQHDや今後の重量級ゲームまで考えるなら、RTX 5070搭載モデルも比較してください。
標準価格ではRTX 5060 Tiモデルとの差は約3万円ですが、どちらも標準メモリとSSDは同条件です。32GB+1TBへ変更した最終価格で差額を見るのがポイントです。
公式サイトで見る価格だけならRTX 5060 Tiを即決しないでください。
メモリ32GB・SSD 1TBへ変更した結果、RTX 5070搭載PCとの差額が小さくなるなら、WQHDや他ゲームまで考えてRTX 5070へ予算を使う価値があります。
逆にフルHD中心で予算差が大きいなら、RTX 5060 Ti 16GBで十分な人もいます。
あわせて読みたい記事
ビーストオブリンカネーションの推奨スペックFAQ
RTX 3060 12GBで遊べますか?
公式推奨GPUそのものです。公式条件では1080p・Medium・60fpsをDLSSまたはFSR3 Performance利用時の目標としています。最高設定やネイティブ解像度で常時60fpsを保証する意味ではありませんが、このゲームだけを理由に最初から買い替える必要はありません。
メモリは16GBで足りますか?
公式の最低・推奨ともに16GBです。そのため16GBだから動かないというゲームではありません。
ただし新しく30万円前後のPCを購入するなら、ブラウザ・Discord・録画・今後のゲームまで考えて32GBを基準にした方が使いやすくなります。これは公式要件ではなく、PC購入時の推奨です。
HDDでも遊べますか?
SSDが公式要件です。空き容量は45GB。HDDしかない場合はGPUだけでなくストレージ環境も確認してください。
フレーム生成には対応していますか?
対応しています。v1.0.9でDLSS / FSRのフレーム生成オプションが実装されました。
発売直後の記事やベンチマークに「未対応」と書かれている場合は、パッチ適用前の情報です。
ウルトラワイドモニターに対応していますか?
v1.0.9から対応しています。その後のv1.1.00でもウルトラワイド向けUIの修正が行われています。
ただし3440×1440などは通常の2560×1440より描画する画素数が多いため、「WQHDで快適だったGPUなら同じfps」とは限りません。
RTX 5070 Tiなら4K・60fpsで遊べますか?
今回確認できた信頼性の高いRTX 5070 Ti実測は1440pです。4K・現在パッチ・同じ設定での実測値がないため、60fps固定とは断定しません。
発売直後の別検証では、Native 4K・Max・60fps級にRTX 4090またはRTX 5090が必要だったと報告されています。
この記事の検証方針
スペック記事では「実測」と「予測」を混ぜると、読者がPCを買う判断を誤りやすくなります。
- 公式スペックはSteam・Fictionsの現行情報を優先
- FPSは測定PC・設定・解像度が確認できる第三者実測を使用
- 発売直後の測定にはパッチ時期を併記
- RTX 5060 TiやRTX 5070の未測定条件に架空のfpsを付けない
- 筆者判断のおすすめGPUは公式要件と分けて記載
2026年10月15日時点ではv1.1.01まで確認しています。今後のパッチでパフォーマンスや設定項目が変わった場合は再確認が必要です。
まとめ|RTX 3060級ならまず現在のPCで試そう
最終結論
- 公式推奨はRTX 3060 12GB / RX 6700 XT 12GB
- RTX 3060級以上を持っているなら、まず買い替えず設定を試す
- 現在はDLSS / FSRのフレーム生成に対応済み
- 最新v1.1.01ではFOV追加や処理負荷の改善も実施
- フルHD向け新品PCならRTX 5060 Ti 16GBを比較
- WQHDや他ゲーム兼用ならRTX 5070も比較
最低スペックを下回っている場合や、設定を下げても満足できない場合に初めてPC更新を考えれば十分です。
逆にこれから新品を買うなら、2026年のPCをRTX 3060相当へ合わせるのではなく、遊ぶ解像度と他のゲームまで含めて現行GPUを選ぶ方が長く使いやすくなります。
主な確認元
Steam「Beast of Reincarnation」システム要件/Fictions公式パッチノート v1.0.8・v1.0.9・v1.1.00・v1.1.01/DSOGaming PC Performance Analysis/Sportskeeda RTX 5070 Ti benchmark。
掲載BTOの価格・仕様・販売状況は2026年10月15日にメーカー公式販売ページを確認。価格・在庫・構成は変更される場合があります。
