25万円前後でWQHD向けゲーミングPCを買うなら、予算をどこまで厳守するかで選ぶGPUが変わります。
総額25万円以内ならRadeon RX 9070 GRE搭載モデルが本命です。
26万円台まで出せるならRTX 5070が視野に入ります。DLSSやNVIDIA Broadcast、CUDA対応ソフトを使う人は、こちらを優先する価値があります。
標準3年保証やVRAM容量を重視するなら、RTX 5060 Ti 16GB搭載モデルが候補です。
筆者はRyzen 7 7700、RTX 5070、メモリ32GB、SSD 2TBのPCをWQHD環境で使っています。公式スペックと販売情報を軸にしつつ、実際に使って感じたことは記事後半で分けて紹介します。
この記事で分かること
- 25万円以内で狙えるWQHD向けゲーミングPC
- RTX 5070、RX 9070 GRE、RTX 5060 Ti 16GBの違い
- 価格だけでは見えにくいメモリ、SSD、保証の差
- ゲームや解像度別に必要なスペック
- 安いモデルで削られやすいパーツ
- 25万円から予算を増やす価値がある人
- 注文前に確認すべき送料、保証、納期
結論|25万円以内ならRX 9070 GRE、性能重視ならRTX 5070
25万円前後では、GPU、CPU、メモリ、SSD、保証のすべてを上位構成にするのは難しいです。
だからこそ、価格だけを見て「安いから得」と判断すると失敗します。
25万円以内の完成度ならRX 9070 GRE、WQHD性能とNVIDIA機能ならRTX 5070、保証ならRTX 5060 Ti 16GBという分け方が最も分かりやすいです。
25万円前後のおすすめモデル早見表
| モデル | 本体価格 | 送料込み目安 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 保証 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FRONTIER FRGKB550/M0715/NTK |
228,800円 | 232,100円 | Ryzen 7 5700X | RX 9070 GRE 12GB | 32GB | 1TB | 1年 | 25万円以内の構成バランス |
| FRONTIER FRGAMB550/M0203/NTK |
259,800円 | 263,100円 | Ryzen 7 5700X | RTX 5070 12GB | 32GB | 1TB | 1年 | WQHD性能とNVIDIA機能 |
| NEXTGEAR JG-A5G6T |
244,800円 | 244,800円 | Ryzen 5 4500 | RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 500GB | 3年 | 長期保証とVRAM容量 |
FRONTIERの2モデルは送料3,300円が別途かかります。
RX 9070 GREモデルは、メモリ32GB、SSD 1TB、750W 80PLUS Platinum電源を搭載し、送料込みでも25万円以内です。予算と構成のバランスでは、この3台の中で頭ひとつ抜けています。
RTX 5070モデルもメモリ32GB、SSD 1TB、750W Platinum電源を搭載していますが、送料込みでは263,100円です。
NEXTGEAR JG-A5G6Tは244,800円で送料無料。メモリ16GB、SSD 500GBと容量は控えめですが、3年間のセンドバック修理保証と24時間365日の電話サポートが付きます。
目的別の結論
RX 9070 GRE
32GBメモリと1TB SSDまでそろっており、購入直後に増設費用が発生しにくい構成です。
RTX 5070
DLSS対応ゲームやNVIDIA Broadcast、CUDAを使うソフトを利用する人に合います。
RTX 5060 Ti 16GB
GPU性能や初期容量より、標準3年保証と購入後のサポートを優先する初心者向けです。
予算だけならRX 9070 GRE、機能とGPU性能ならRTX 5070、保証ならRTX 5060 Ti 16GB。この基準なら大きく外しません。
おすすめモデルを見る前に決めたい4つの条件
モデルを探す前に、予算と用途を決めます。
ここが曖昧なままだと、RTX 5070の安いモデルと、RTX 5060 Tiの構成が充実したモデルのどちらが得なのか判断できません。
25万円にモニターを含めるか
25万円をPC本体だけに使えるなら、RTX 5060 Ti 16GB、RX 9070 GRE、RTX 5070まで候補に入ります。
WQHDモニター、キーボード、マウスも必要なら、PC本体へ回せる予算は20万円前後まで下がります。
モニター込みで25万円なのに、PC本体だけで25万円を使い切ると確実に予算オーバーです。
販売ページを見始めると上位モデルへ目移りしやすいため、先に総額の上限を決めてください。
使用する解像度を決める
| 解像度 | 25万円PCとの相性 | 向いている用途 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| フルHD | 非常に良い | 競技FPS・高リフレッシュレート | 高fpsではCPU性能も重要 |
| WQHD | 良い | 高画質とフレームレートの両立 | 重量級ゲームでは設定調整が必要 |
| 4K | 条件付き | DLSS・FSRを利用したプレイ | 最高画質では余裕が少ない |
25万円前後のゲーミングPCは、WQHDで最も性能を活かしやすい価格帯です。
フルHDでは高fpsを狙いやすく、WQHDでは画質とフレームレートを両立できます。
4K対応と、4K最高画質で快適に遊べることは別です。重量級ゲームまで最高画質で押し切りたいなら、25万円へ無理に収めるべきではありません。
目標フレームレートを決める
同じWQHDでも、60fpsを目指す場合と144fps以上を狙う場合では必要性能が変わります。
Apex LegendsやVALORANTのような競技FPSでは、GPUだけでなくCPU性能も重要です。
オープンワールドや重量級ゲームでは、GPU性能とVRAM容量の影響が大きくなります。
「WQHD対応」という表記だけでは判断できません。遊ぶゲーム、画質設定、目標fpsまでセットで考えます。
DLSS・FSR・フレーム生成を使うか
DLSSやFSRは、低い内部解像度で描画した映像を高解像度へ補正する技術です。
フレーム生成は中間フレームを追加して表示fpsを増やします。ただし、ネイティブ描画で出したfpsと同じ条件ではありません。
映像条件
ゲーム名・解像度・画質設定を確認します。
補助機能
DLSS・FSR・フレーム生成の有無を分けます。
fpsの種類
平均fpsと最低fpsを混同しないことが重要です。
フレーム生成を使った200fpsと、ネイティブ描画の200fpsは同じではありません。
表示される数字だけを追うと、実際の操作感とのズレが出ます。
25万円前後のおすすめゲーミングPC3選
今回の3台は、WQHDを狙えるGPU、税込25万円前後、メモリ16GB以上、SSD 500GB以上を基準に選びました。
順位ではありません。GPU性能・総額・保証のどれを取るかで選び分けます。
Ryzen 7 5700XとRadeon RX 9070 GREを搭載したモデルです。
メモリ32GB、1TB NVMe SSD、750W 80PLUS Platinum電源まで標準搭載。25万円以内の構成としては、かなり攻めた内容です。
おすすめする理由
このモデルの強みは、GPUだけに予算を寄せすぎていないことです。
安い上位GPUモデルでは、メモリ16GBやSSD 500GBへ削られる場合があります。このモデルは32GBと1TBを最初から確保しています。
購入後にすぐ増設したくない人にとって、25万円以内の完成度はかなり高いです。
おすすめできる人
- 送料込みで25万円以内に収めたい
- WQHDで高画質ゲームを遊びたい
- 32GBメモリと1TB SSDが欲しい
- Radeonも候補に入れられる
おすすめしにくい人
- DLSS対応ゲームを中心に遊ぶ
- NVIDIA Broadcastを使いたい
- CUDA対応ソフトを重視する
- AM5構成へこだわる
価格差に見合う理由
RX 9070 GREは12GB GDDR6と192bitメモリインターフェースを備えています。
掲載モデルは750W Platinum電源を搭載。同価格帯のRTX 5060 TiモデルよりメモリとSSDが充実しており、保証よりPC全体のスペックを取る人にはコスパが良い構成です。
デメリット・妥協点
CPUはRyzen 7 5700X、マザーボードはB550、メモリはDDR4です。
将来AM5世代のCPUへ交換する場合、マザーボードとメモリも交換する可能性があります。
標準保証も1年間です。延長保証を追加すると支払総額が変わります。
購入前の注意点
- 遊ぶゲームがFSRへ対応しているか
- 編集ソフトがRadeonへ対応しているか
- 送料と延長保証を含めた総額
- Wi-FiとBluetoothの有無
最新CPUへの交換性より、今すぐ使えるWQHD性能と32GB・1TBの完成度を取るなら、このモデルが最有力です。
Ryzen 7 5700XとRTX 5070を組み合わせた、受注生産のゲーミングPCです。
本体価格は274,800円。送料3,300円を含めた支払額の目安は278,100円です。
メモリ32GB、1TB NVMe SSD、750W 80PLUS Platinum電源を標準搭載しています。
おすすめする理由
このモデルの強みは、RTX 5070だけでなく、メモリ32GBとSSD 1TBまで最初から確保していることです。
25万円前後のRTX 5070搭載PCでは、価格を下げるためにメモリ16GBやSSD 500GBを採用するモデルもあります。
FRGAM-B550M/C/NTKなら、ゲームを始める前にメモリやSSDを追加する必要がありません。
RTX 5070、メモリ32GB、SSD 1TBを標準搭載。増設前提ではなく、購入時点で使いやすい構成にまとまっています。
おすすめできる人
- 28万円前後まで予算を広げられる
- WQHDで高画質ゲームを遊びたい
- DLSS対応ゲームを重視する
- メモリ32GBとSSD 1TBが欲しい
- 購入後すぐに増設したくない
おすすめしにくい人
- 予算25万円を超えたくない
- 標準3年保証が欲しい
- AM5・DDR5構成を優先する
- 将来CPUを大幅に強化したい
- Wi-Fiを標準搭載してほしい
価格差に見合う理由
RTX 5070は12GBのビデオメモリを搭載し、WQHDで画質とフレームレートを両立したい人に向くGPUです。
このモデルでは、32GBメモリ、1TB Gen4 SSD、750W 80PLUS Platinum電源も標準構成に含まれます。
安いRTX 5070モデルへメモリやSSDを追加した結果、最終価格が近くなる場合があります。
最安のRTX 5070を探すモデルではありません。増設費用と手間を含めて、最初から構成を完成させたい人向けです。
アシスタント忍VRAMが16GBあるRTX 5060 Tiの方が、12GBのRTX 5070より上ではないんですか?



VRAM容量だけなら多いけど、GPU全体の処理性能は別なの。WQHD性能を優先するならRTX 5070を選ぶ方が自然よ。
WQHD性能、DLSS、32GBメモリ、1TB SSDをまとめて確保したいなら、予算を約28万円まで広げる価値があります。
デメリット・妥協点
送料込みでは278,100円となり、25万円を約2万8,000円超えます。
「25万円以内」を絶対条件にする人には向きません。
CPUはRyzen 7 5700X、マザーボードはB550、メモリはDDR4です。
RTX 5070を搭載していますが、CPUプラットフォームはAM4世代です。将来AM5世代のCPUへ交換する場合、マザーボードとメモリも入れ替える可能性があります。
メモリスロットは2基で、標準構成では16GB×2枚を使用するため空きがありません。
将来64GBへ増やす場合は、現在のメモリを32GB×2枚へ交換する形になります。
CPUクーラーは標準空冷クーラーです。静音性や冷却性能を重視する場合は、カスタマイズ画面で選べるクーラーを確認してください。
標準保証は1年間です。長期保証を追加すると、支払総額はさらに上がります。
購入前の注意点
- 本体274,800円に送料3,300円が加わる
- 延長保証を追加した最終価格を確認する
- メモリスロットに空きがない
- M.2スロットに空きがない
- Wi-Fi・Bluetoothが標準搭載ではない
- 標準CPUクーラーのままでよいか確認する
- 受注生産の納期を確認する
標準構成ではM.2スロットの空きがありません。
将来SSDを追加したい人は、購入時にストレージ容量を増やすか、別の接続方法を含めて確認してください。
25万円以内ではありませんが、RTX 5070、32GBメモリ、1TB SSDをそろえた完成構成が欲しい人には分かりやすい1台です。
最新プラットフォームや長期保証より、今すぐ使えるWQHD性能を優先する人に合います。
Ryzen 5 4500とRTX 5060 Ti 16GBを搭載しています。
標準構成はメモリ16GB、500GB NVMe SSD、650W 80PLUS Bronze電源。3年間のセンドバック修理保証と24時間365日の電話サポートが付きます。
おすすめする理由
25万円以内でGeForceを選びつつ、標準3年保証まで付く点が強みです。
初めてBTOパソコンを買う場合、トラブルが起きたときに相談先がある安心感は想像以上に大きいです。
スペック表だけならFRONTIERの2台より控えめですが、保証やサポートまで含めると、初心者向けとして筋が通っています。
おすすめできる人
- 25万円以内でGeForceを選びたい
- RTX 5060 Tiの16GB版が欲しい
- 標準3年保証を重視する
- 後からSSDを増設できる
おすすめしにくい人
- WQHD性能を最優先する
- 競技FPSでCPU性能も重視する
- 32GBメモリと1TB SSDが欲しい
- 増設後も25万円以内に収めたい
価格差に見合う理由
FRONTIERの2台よりメモリとSSDは少ないものの、標準3年保証、電話サポート、送料無料が含まれています。
性能だけでなく、購入後の安心へお金を払う構成です。
デメリット・妥協点
Ryzen 5 4500は6コア12スレッドですが、競技FPSで高fpsを狙う場合はCPU性能が足を引っ張る可能性があります。
SSDも500GBなので、大型ゲームを複数入れると早い段階で容量管理が必要です。
メモリ32GB、SSD 1TBへ変更すると、RTX 5070搭載モデルとの価格差が縮まる場合があります。
購入前の注意点
- SSDを1TBへ変更した後の価格
- メモリ32GBへの変更費用
- 変更後に上位GPUモデルより高くならないか
- 型番がJGA5G6TB5BADW102DECか
標準構成のままなら保証込みで分かりやすい1台です。
メモリとSSDを盛りすぎると割安感が薄れます。
RTX 5070・RX 9070 GRE・RTX 5060 Tiの選び方
3つのGPUで迷ったら、性能表の数字をすべて覚える必要はありません。
どこへお金を使いたいかで分ければ十分です。
| 比較項目 | RTX 5060 Ti 16GB | RTX 5070 | RX 9070 GRE |
|---|---|---|---|
| VRAM | 16GB GDDR7 | 12GB GDDR7 | 12GB GDDR6 |
| メモリ幅 | 128bit | 192bit | 192bit |
| 主な候補解像度 | フルHD~WQHD | WQHD | WQHD |
| アップスケーリング | DLSS | DLSS | FSR |
| 向いている人 | VRAM・保証重視 | GPU性能・NVIDIA機能重視 | 25万円以内の構成重視 |
| 主な妥協点 | 上位GPUより処理性能が低い | PC全体が高くなりやすい | NVIDIA専用機能を使えない |
RTX 5070
WQHDのGPU性能とNVIDIA機能を優先します。
RX 9070 GRE
25万円以内のPC全体の完成度を優先します。
RTX 5060 Ti 16GB
VRAM16GBと長期保証を重視します。
RTX 5060 Tiには8GB版と16GB版があります。
商品名だけでなく、スペック表のビデオメモリ欄まで確認してください。


ゲーム・用途別におすすめスペックを確認
25万円のPCで十分かどうかは、ゲーム名だけでは判断できません。
解像度、画質設定、目標fpsまでそろえて考える必要があります。
| ゲーム・用途 | 優先するパーツ | おすすめライン | 注意点 |
|---|---|---|---|
| Apex Legends・VALORANT | CPU・GPU | RTX 5060 Ti以上 | 240fps以上ではCPUも重要 |
| MMORPG | CPU・メモリ | 32GBメモリ推奨 | 大人数の場面でCPU負荷が増える |
| オープンワールド | GPU・VRAM・SSD | RTX 5070・RX 9070 GRE | 高画質ではGPU負荷が高い |
| 重量級ゲーム | GPU・メモリ | RTX 5070・RX 9070 GRE | DLSS・FSRも活用する |
| MODを使うゲーム | VRAM・メモリ・SSD | VRAM12GB以上・32GB | MODごとに必要容量が異なる |
| ゲーム配信 | CPU・GPU・メモリ | 32GBメモリ推奨 | ゲーム単体より負荷が増える |
| 動画編集 | CPU・GPU・SSD | Ryzen 7・32GB・1TB以上 | ソフトのGPU対応を確認 |
競技FPSで高fpsを狙う場合
Apex LegendsやVALORANTで240fps以上を狙うなら、GPUだけを見てはいけません。
フルHDや低画質設定ではGPU負荷が下がり、CPU性能の影響が強くなります。
RTX 5070を積んでいても、CPU側が処理しきれなければフレームレートは伸びません。
競技FPS中心なら、GPUを一段下げてCPUを上げる構成の方が快適になる場合があります。
WQHDでオープンワールドを遊ぶ場合
WQHD高画質では、RTX 5070やRX 9070 GREが本命です。
RTX 5060 Ti 16GBでも遊べますが、影、レイトレーシング、描画距離などを調整する場面は増えます。
見た目への影響が小さい項目だけ下げると、画質とfpsを両立しやすくなります。
ゲーム配信や動画編集も行う場合
OBS、Discord、ブラウザ、ゲームを同時に起動するなら、メモリ32GBが安心です。
録画データも保存する場合、SSD 500GBではすぐに窮屈になります。
長く使うならSSD 1TBを下限にした方が後悔しにくいです。
25万円のゲーミングPCを選ぶ6STEP


PC本体へ使える上限を決める
モニター、送料、保証を含めて、支払える上限を決めます。25万円以内を厳守するのか、26万円台まで出せるのかを曖昧にしないことが重要です。
解像度と目標fpsを決める
フルHD、WQHD、4Kのどれで遊ぶかを決めます。WQHDでも60fpsと144fpsでは必要性能が変わります。
用途に合わせてGPUを選ぶ
WQHD性能ならRTX 5070、25万円以内ならRX 9070 GRE、GeForceと保証ならRTX 5060 Ti 16GBです。
CPU・メモリ・SSDを確認する
競技FPSや配信ではCPU性能も重要です。メモリは16GBを最低ラインとし、配信や複数作業なら32GB。SSDは大型ゲームを複数保存するなら1TB以上を選びます。
電源・保証・拡張性を見る
電源容量、80PLUS認証、標準保証、修理方法、空きストレージスロットを確認します。
カスタマイズ後の総額で決める
メモリ、SSD、無線機能、保証、送料を加えた最終金額で判断します。
NEXTGEARを32GB・1TBへ変更してRTX 5070モデルとの差が小さくなるなら、上位GPUへ予算を回す方が納得しやすくなります。
優先すべきパーツと安いモデルの妥協点
25万円前後では、すべてを上位パーツにする必要はありません。
性能へ直結する部分と、後から追加しやすい部分を分けます。
| パーツ・項目 | 優先度 | 判断基準 | 妥協できる条件 |
|---|---|---|---|
| GPU | 高 | WQHD性能へ直結 | フルHD中心なら下げられる |
| メモリ | 高 | 配信・複数作業では32GB | ゲーム単体なら16GBも候補 |
| SSD | 高 | 大型ゲームには1TB以上 | 後から増設できるなら500GB |
| CPU | 中~高 | 高fps・配信で影響 | GPU負荷の高いゲーム中心なら調整可 |
| 電源 | 中~高 | 安定性と将来の交換 | GPU交換をしないなら必要容量でよい |
| 保証 | 中 | 初心者ほど重要 | 自分で故障対応できるなら短くてもよい |
| ケース外観 | 低~中 | 性能への直接影響は小さい | 見た目を重視しないなら妥協可 |
| RGB機能 | 低 | ゲーム性能へ影響しない | 予算重視なら削りやすい |
性能と使いやすさに直結
- WQHD性能へ直結するGPU
- 配信に必要なメモリ
- 大型ゲームを保存するSSD
- 構成に合った電源容量
後回しにできる部分
- ケースの色やデザイン
- RGBライティング
- 使わないWi-Fi機能
- 後から増設できるSSD
電源は後から交換できますが、配線をすべてやり直す必要があります。
将来GPUを交換する予定があるなら、必要最低限の電源を選ぶと二度手間になりがちです。
安いモデルで注意したい部分
| 安い理由 | 想定される影響 | 選んでもよい人 |
|---|---|---|
| 旧世代CPU | 高fpsや将来の交換性に影響 | GPU性能を優先する人 |
| メモリ16GB | 配信・複数作業で余裕が少ない | ゲーム単体で使う人 |
| SSD 500GB | 大型ゲームを複数保存しにくい | 後から増設できる人 |
| 標準保証1年 | 延長保証で総額が増える | 自分でトラブル対応できる人 |
| 無線機能なし | Wi-Fi・Bluetoothを別途用意 | 有線LANを使う人 |
安いモデルが悪いわけではありません。使わない機能を削っているなら合理的です。
購入後にメモリ、SSD、無線LAN、保証を追加すると、最初から上位構成を買った方が安かったということもあります。
同じGPUでも価格が違う理由
BTOパソコンは、CPUとGPUが同じでも価格差が出ます。
メモリ、SSD、電源、冷却、ケース、保証、送料、納期まで含めて1台の価格だからです。
| 価格差の理由 | 払う価値がある人 | 優先しなくてよい人 |
|---|---|---|
| 上位GPU | WQHD高画質を重視 | フルHD中心 |
| 上位CPU | 競技FPS・配信を行う | GPU負荷が高いゲーム中心 |
| メモリ32GB | 配信・MOD・複数作業 | ゲーム単体で使う |
| SSD 1~2TB | 大型ゲームを複数保存 | 自分で増設できる |
| 長期保証 | 初めてBTOを購入する | 故障対応ができる |
| 高品質電源 | 長期間使う・GPU交換予定 | パーツ交換をしない |
| 短い納期 | すぐにPCが必要 | 納期を待てる |
5,000円から1万円の差でメモリ32GBやSSD 1TBになるなら、追加料金を払う意味があります。
ケース外観や発光機能だけの差なら、性能重視の人が無理に払う必要はありません。
25万円のゲーミングPCがおすすめな人・おすすめしにくい人
- WQHDで高画質と高fpsを両立したい
- フルHDで高リフレッシュレートを狙う
- RTX 5060 Ti以上のGPUが欲しい
- メモリやSSDを後から増設できる
- ゲーム中心のミドルクラスPCが欲しい
- 4K最高画質を妥協したくない
- 本格的な配信や動画編集を毎日行う
- 周辺機器も25万円に含めたい
- RTX 5070 Ti以上を求めている
- 最新世代パーツで統一したい
25万円はWQHD向けPCとして選びやすい予算です。
ただし、4K最高画質、本格的な動画編集、最新プラットフォームまで欲張ると足りません。
25万円と30万円はどちらを選ぶ?
30万円前後まで出せると、新しいCPU、32GBメモリ、1TB SSD、長期保証を組み合わせやすくなります。
ゲーム中心なら、必ずしも5万円を追加する必要はありません。
| 比較項目 | 25万円前後 | 30万円前後 |
|---|---|---|
| GPU | RTX 5060 Ti~RTX 5070 | RTX 5070中心 |
| CPU | 旧世代CPUも含む | 新しいRyzen 7を選びやすい |
| メモリ | 16~32GB | 32GBを確保しやすい |
| SSD | 500GB~1TB | 1~2TBを選びやすい |
| 保証 | 1~3年 | 長期保証を付けやすい |
| 用途 | WQHDゲーム中心 | WQHD高fps・配信・編集 |
30万円へ増額する人
- AM5・DDR5構成を選びたい
- 配信や動画編集も本格的に行う
- 32GB・1TB以上を妥協したくない
- 長期保証も付けたい
25万円前後で十分な人
- ゲームを中心に使う
- WQHDでは画質を調整できる
- 後からSSDを増設できる
- 4K最高画質を求めない
5万円を追加して何が変わるのか説明できないなら、無理に30万円まで出す必要はありません。
購入前に確認したいチェックリスト
注文前は、シリーズ名ではなく型番と詳細スペックを確認してください。
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 型番 | 記事掲載モデルと完全に一致しているか |
| 価格 | 税込価格・セール期限・クーポン条件 |
| 送料 | 本体価格とは別に必要か |
| GPU | 製品名とVRAM容量 |
| CPU | 製品名・世代・プラットフォーム |
| メモリ | 16GBか32GBか、1枚か2枚か |
| SSD | 500GBか1TB以上か |
| 電源 | 容量・80PLUS認証 |
| 無線機能 | Wi-Fi・Bluetoothの有無 |
| 保証 | 標準期間・延長料金・修理方法 |
| 納期 | 使用開始日に間に合うか |
| 総額 | カスタマイズ後の最終価格 |



セールで25万円なら、そのまま買って問題ないですか?



メモリ、SSD、保証、送料を足した最終価格まで見て。カスタマイズ後に上位モデルとの差がほとんどなくなる場合があるよ。
商品一覧の価格ではなく、自分が必要な構成へ変更した後の金額が本当の価格です。
RTX 5060 TiのVRAMを確認する
RTX 5060 Tiには、8GB版と16GB版があります。
WQHDやMOD用途で16GB版を選ぶ場合は、商品名だけでなくビデオメモリ欄まで確認してください。
メモリの枚数を確認する
16GBメモリでも、8GB×2枚と16GB×1枚では構成が異なります。
8GB×2枚はデュアルチャネルで動作しますが、空きスロットがない場合は32GBへ増設するときに交換が必要です。
Wi-FiとBluetoothを確認する
BTOゲーミングPCは、有線LANだけを標準搭載するモデルがあります。
Wi-Fi接続やBluetoothコントローラーを使うなら、購入画面で追加できるか確認してください。
筆者の使用環境と補足
Ryzen 7 7700/RTX 5070/メモリ32GB/SSD 2TB/WQHDモニター
Apex LegendsなどのFPSや、GPU負荷が高いゲームを中心にプレイしています。


詰まった点
購入時に迷ったのは、GPUへ予算を集中するか、メモリとSSD容量も確保するかでした。
原因
WQHD性能だけを見るとGPUを上げたくなりますが、ブラウザやDiscord、大型ゲームを使うとメモリとSSDも必要になります。
対処法
RTX 5070に加え、メモリ32GBとSSD 2TBを確保しました。購入後にすぐ増設する手間を避けられています。
補足
競技FPSではGPUだけでなくCPUも影響します。RTX 5070へ上げれば、すべてのゲームで同じようにfpsが伸びるわけではありません。
スペック表だけでは分かりにくい点
DLSSやフレーム生成を使うと表示fpsは増えますが、ネイティブ描画と操作感が完全に同じとは感じません。
筆者は競技FPSではネイティブ描画と低遅延設定を優先し、重量級ゲームではDLSSやフレーム生成を使い分けています。
数字が高ければ常に快適というわけではありません。ゲームに合わせて設定を変える方が満足度は高くなります。
SSDは後から不足しやすい
大型ゲームを複数保存すると、500GBでは空き容量の管理が必要になります。
筆者は2TBを使っているため、ゲームを頻繁に削除せずに済んでいます。
25万円以内へ収めるために500GBを選ぶなら、後からSSDを増設できるモデルを選んでください。
ここをケチると、容量整理の手間が長く付きまといます。
25万円のゲーミングPCに関するよくある質問
25万円のゲーミングPCでWQHDは快適に遊べますか?
RTX 5060 Ti 16GB、RTX 5070、RX 9070 GREなどならWQHDを主な解像度として使えます。
快適さはゲーム、画質設定、目標fps、DLSS・FSRの有無で変わります。
25万円以内でRTX 5070を購入できますか?
セールや構成によっては入りますが、ほかのパーツが削られている可能性があります。
今回掲載したFRONTIER FRGAM-B550M/C/NTKは、送料込み278,100円です。RTX 5070という名前だけで決めないでください。
RTX 5060 Ti 16GBとRTX 5070はどちらを選ぶべきですか?
WQHDのGPU性能ならRTX 5070です。
VRAM容量、保証、PC全体の価格を重視するならRTX 5060 Ti 16GBが合います。
RX 9070 GREとRTX 5070はどちらがよいですか?
25万円以内の完成度ならRX 9070 GRE、NVIDIA機能ならRTX 5070です。
DLSS、NVIDIA Broadcast、CUDA対応ソフトを使う場合はRTX 5070を選びます。
メモリ16GBでも足りますか?
ゲーム単体なら16GBで動くタイトルは多くあります。
OBS、Discord、ブラウザ、録画ソフトを同時に使うなら32GBが必要です。
SSD 500GBでは少ないですか?
大型ゲームを複数入れるなら少なめです。
1TBへ変更するか、後からSSDを増設できるモデルを選んでください。
Ryzen 7 5700X搭載PCは今から選んでも大丈夫ですか?
価格とGPU構成に納得できるなら選べます。
ただしAM4・DDR4構成なので、将来のCPU交換ではマザーボードとメモリも交換する可能性があります。
25万円のPCで4Kゲームも遊べますか?
画質設定やDLSS・FSRを調整すれば遊べるタイトルはあります。
4K最高画質を安定して狙うなら、RTX 5070 Ti以上や30万円を超える構成も比較してください。
モニター込みで25万円に収められますか?
収められますが、PC本体へ使える予算は下がります。
RTX 5060前後まで含め、SSDや保証を削りすぎない構成にしてください。
セールまで待つべきですか?
急いでいないなら、セール価格を比較する価値はあります。
セール名ではなく通常価格との差、構成、在庫、保証まで確認してください。
Wi-FiやBluetoothは標準搭載ですか?
モデルによって異なります。
無線接続が必要なら、商品ページの通信機能とカスタマイズ画面を確認してください。
まとめ|25万円ではGPUだけでなく送料・容量・保証まで見る
- 25万円以内の完成度ならRX 9070 GRE
- 28万円前後まで出して性能を取るならRTX 5070
- 標準3年保証とVRAM16GBならRTX 5060 Ti 16GB
- 配信や複数作業ならメモリ32GB
- 大型ゲームを複数保存するならSSD 1TB以上
- 送料・保証・カスタマイズ後の総額で決める
安いモデルには理由があります。
CPUの世代が古い、メモリが少ない、SSDが小さい、保証が短い。どれも理解したうえで選ぶなら問題ありません。
自分が妥協できる部分と、後から追加すると高くなる部分を分ける。
25万円のゲーミングPC選びで失敗しない最も重要なポイントです。
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